GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

オデッセイを始めよう!

スーパーマリオオデッセイ、クリア。

 

プレイ時間30時間以上。

 

久々の3Dマリオは、世界が広大で、凄い密度で、色鮮やかで、アイデアと遊び心に溢れていて、もう、凄かった。こんな国があったとか、こんな服があったとか、こんなイベントがとか、何を書いてもネタバレになってしまうので書かないけど、もうほんと凄かった。とりあえず、スタッフはマリオ64をリスペクトし過ぎてていいと思います。

 

今までのスターとかシャインとかにあたる「ムーン」が各国に多数あるのですが、これの数が今までと比べてかなり多くて、各国のローカルコインと共に集められる物は全部集めてここまで来ましたが、それでもまだ6割(体感)くらいしか集まってない。遊ぶ前はPVを見て「遊びも多彩だし世界も広くて凄く楽しそうだけど、広過ぎて自分には楽しめないかも」などと思っていましたが、全然そんなことは無かった。グイグイ引き込まれていくらでも遊べてしまうので、自分で線引きしないと生活が破綻する。

 

残りのムーン集めをはじめまだやることが沢山あるみたいなので、やる。全然飽きなくて凄い。ブレスオブザワイルドとマリオオデッセイが同時期に出るとか、ここのところの任天堂はどうなってるんだ。

 

サムスリターンズクリア

メトロイド サムスリターンズ、クリア。

 

プレイ時間は、クリアまで11時間、その後アイテム100%回収までで13時間。

 

本作は昔ゲームボーイで発売されたメトロイド2のリメイク。リメイクにあたってはアクション要素を特盛してるようで、開発会社と併せて不安もありましたが、結果としては完全に杞憂でした。

 

追加要素は色々あるのですが、白眉はフリーエイムかな。ビームを上下左右だけでなく、アナログで微妙な角度にも自在に撃ち分けられます。メトロイドは敵が微妙な高さにいることが多いので、これはかなり便利。また咄嗟に後ろを撃つことも出来るので、急襲にも反応しやすいし、敵もその上で襲ってくるので自然にかっこいいやりとりが出来ます。

 

次点でメレーカウンターもいい。これは敵の特定の攻撃に対してタイミングよくXを押すと自動で反撃する機能で、当たった敵はスタンして隙が出来ます。字面が完全にQTEで発売前の一番の懸念でしたが、ボタンが決まっているのと、演出が非常に短いのと、当たってからも追加の操作があり、印象としてはあくまでただのカウンター攻撃でした。当たれば大ダメージのチャンスが生まれるし、ネガティブな印象はありません。まあ雑魚もボスも頻発するので、戦術がカウンター待ちになり易く、ちょっと強過ぎる気はした。

 

ゲームとしては、アクションに寄りつつもちゃんと探索型のメトロイドでした。スクリューアタック取ってからの無双感なんかも当時のGB版の手応えのまま。一定距離のマップをスキャンする機能なんかも追加されてて遊び易くもなってる。また旧版は進化していくメトロイドを繰り返し倒すゲームでしたが、何体かボスも追加されてメリハリが生まれているのも好印象。とは言え基本的には原作通り進化していくメトロイドを規定数倒して道を開く展開が続くので、やはり単調感はあるにはある。

 

クリア後にはハードモード、またamiiboを使うことでFUSIONモードにもなるみたいで、ボリュームもそれなりにありそう。

 

久しぶりの2Dメトロイドとして、またともすると古臭くなってしまう旧作の現代風リメイクとして、十二分のクオリティを持った作品でした。

 

あと一点だけ。「スパイダーボール+スーパーボムで垂直に吹っ飛ぶ」っていう仕様があって、これがないと取れないアイテムがいくつかあるのですが、この仕様どこにも書いてないのでずっと気付けなかった。メモ。

 

閉店

PSV 不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス

購入。

 


 久しぶりに寄ったら、小学生の時から通ってた近所のゲーム屋が閉店だそうで。

 

何度か店を移動して、徐々に貴金属だのトレカだの扱い始めたのを見て苦しいのだろうとは思っていましたが、いざ閉店と言われると思ったよりショックを受けている自分がいます。

 

実際今となってはそんなに足繁く通ってた訳じゃないし、何か買うにしても価格をAmazonと比較してからだったので、お世辞にも優良顧客とは言えませんが、やはり幼少からのゲームライフを支えた場所が消えるのは思うところがあります。

 

会計時に所持金が1円足りなかったのを店員のお兄さんが「1円拾ったからあげるよ」って出してくれたり、発売前日に「入荷してるんでしょ」と迫って怒られたり、鉄拳の店舗大会で初戦負けしたり。ネットが普及してからも、オススメコーナー作ったり、価格もかなり頑張っているお店でした。

 

小学生の時に作った会員証は、後にバーコードが貼り付けられ、ラミネート加工されてもすっかりボロボロになっていましたが、これも本日の会計時に回収されてしまいました。

 

仕方ないけど、寂しい、残念。今までありがとう。

 

FE無双クリア

ファイアーエムブレム無双、クリア。

 

プレイ時間14時間。

 

とりあえず難易度イージーでストーリーを終わらせました。シナリオはまーなんというか、あれで本当に終わりなの?という感じ。あんま綺麗に収まってない。輝石が凄い雑に集まったのは笑った。

 

まだイージーだから、武器相性そんなに気にしなくても戦えるけど、これたぶん難易度上がって来るとかなりしんどい気がする。固有武器があまり強くないのも気になってて、銀武器でもランクBだから、上にまだ隠し球あるな。

 

AIは今の所かなり賢い。自分で回復もするし、進軍も勝手にやってくれて有能。あとは相性悪い相手からは逃げてくれると言うことないかな。指示しろってことだろうけど。

 

無双的にはこれでやっと入り口なので、ボチボチ進めます。

 

FE無双開封

ファイアーエムブレム無双、開封。

 

触った瞬間に感じる安心感。初めて触るのに、どういう手触りで、どういう難易度で、どのように展開して、それに自分がどう感じるのかを全て知っている既視感。つまるところ「いつもの無双」です、本当にありがとうございました。

 

具体的には、先日200時間近く遊んだゼルダ無双とほぼコンパチ。アンナ(スタルチュラ)、紋章(バッヂ)、原作追体験のヒストリー(アドベンチャー)、ストーリーモードの作りも大体同じ。何より戦場の展開が大体同じで、「ここで三回剣振って前転、この指示はまだ置いといてこっちが優先」とかいう細かいプレイフィールがそのまんま。

 

あと、これは各作品の主役級が集結する無双ではある程度仕方のないことですが、シナリオもいつも通り「勘違い、洗脳、刃を合せれば真意が分かる」系。実の兄弟が「あっあいつ何故か敵陣営にいる!とりあえずぶん殴ってやろう」みたいな話が続きます。

 

と書くと今一つみたいな印象ですが、遊んだ感じはかなり評価高いです。いつも通りのいい手触りとサクサク進むテンポ感、敵表示数の多さ、味方キャラの増加と詳細な指示出しによって割と「部隊を動かしてる」感もある。

 

本作のならではも勿論あって、上級職へのクラスチェンジ、三すくみの武器相性や強烈な特効、二人組になるダブル、飛行ユニットだけが通過出来るルート、杖による周囲回復、キャラ間の好感度、死んだ時のキャラロストなど、FEの要素をいい感じに持ってきています。特に特効は決まると敵も味方もバターみたいに溶けて笑えます。やっぱ空飛ぶ奴は危ない。ダブルの際の盾がかなり強いので格上相手でも可能性があるのもいいね。めちゃくちゃ時間かかるけど。

 

システム的には味方キャラが強化されたのが大きい。今までは置いとくと死ぬのでひたすら守る必要がありましたが、自分である程度判断して行動する、割と頑張って戦う、勝手に移動して砦落としたりするで、適切な位置に配置すれば結構ほっとける。まぁまだ序盤なんで、難易度上がってくると分からないけど。プレイキャラじゃなくてもちゃんと経験値が入るのは非常に好みの仕様。

 

あとはゼルダ無双のアドベンチャーでほんと大変だった「アイテム」の廃止は嬉しい。とにかく戦場数が多い上に、特定のアイテムが無いと進めないマップだらけで膨大な戦闘をしなければならなかったゼルダに比べると、今回のヒストリーモードでは限られたユニットと戦闘だけすればいいので素晴らしい。

 

なんだかんだ素直に楽しめているし、ちゃんとFEっぽさもあって、革新的ではないけど良作という感じ。