GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

GODHAND

GODHAND開封。

とりあえず、HPでも何曲か聴けますが、音楽がとてもいい。

「Smoking Roll」に一発でやられました。(TOPICS→RECOMMENDから試聴可)

で、その音楽の(たぶん)全曲入りサントラが同梱されているということで、

個人的には4000円分くらいはこれで元取りましたw


内容は、事前のメルマガでの情報により、

「歯が折れるくらい堅いですが、噛んでいると味が出てきます」

とのことだったのである程度覚悟はしていましたが、

想像以上に堅ぇー。

最初のステージから死にまくりです。

とにかく、敵が固いのと主人公が打たれ弱い。

油断するとあっという間に死ぬので、雑魚相手でも気は抜けません。

映像だけ見ると、爽快に相手をぶっ飛ばす「ファイナルファイト」風に見えますが、

どっちかというと耐えて耐えて隙を見て反撃という「戦いの挽歌」みたいなスタイル。

死にやすさも丁度あれくらい。

爽快な必殺技もあるのですが使用回数などの制限がキツく、

雑魚相手にホイホイと使うわけには行きません。

連打だけしてるとガードされて反撃を喰らうので、

相手のガードを見たらガード崩しを入力する必要があります。

武器を使ったり、逃げ回って落ちてる箱を投げつけたり、

生き残るためには手段は選んでいられません。

「爽快感が薄い」と言われるのも仕方が無い。

というようにこのゲームは「連打してればクリアできる爽快アクション!」ではなく、

「手の種類が凄い多い高速ジャンケン」という風味です。

こっちは後出しOKなんだけど、その猶予時間がすげー短い。

カプコンは昔からこういうところがあって、

そういえば最近ではビューティフルジョーとかもこんな感じでした。

難易度の高さには、ある種怨念のような物すら感じますw

一応、死んでも取得したお金が残るので、

その金でパワーアップアイテムなり新しい技なりを買えば、

道中をいくらか有利にすることが出来るという救済策もあります。

あんま大きい効果は無いですが。


ではつまらないかと言うと、

そういう読み合いや必死の生き残り策を含めて、個人的には面白いと思います。

というか、「突き詰めると面白くなるだろうな」と思います。

逆に突き詰める気の無い人にはただのクソゲーだと思います。

そういう意味で、物凄く人を選ぶゲームです。

いくら死んでも食いついて、

人生には何の役にも立たない技能を磨く事に疑問を持たない、

そういうアホにこそ相応しい。私とか。

このゲーム、的確に敵のガードを崩せるようになると、

文字通り爽快なアクションになると思うんですよね。

技が増えて、選択肢が増えてくるといくらか進みやすくなりそう。

その片鱗が見えるくらいまでは、頑張りたいと思います。


あとヒロインがやたら可愛いので頑張ります。