GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

夢幻の砂時計

満を持して、ゼルダの伝説 夢幻の砂時計開封。

タッチペン操作で不自由になった部分もありますが、総じて手触りがよく、もっと遊びたいと思わせる良作です。

GC風のタクト」の直接の続編に当たり、シナリオ的にも風のタクトの後日談となる本作ですが、プロローグでサクっと風のタクトのプロットを話してくれるので、知らないことでのデメリットはそんなに無さそうです。

キャラクターデザインは賛否ある「猫目」のままですが、マイノリティである猫目好きとしては違和感無し。むしろ豊かな表情が見られて、いいと思うんだけどなぁ。猫目。特にGC版は、動いてるところを見ると、かなり印象変わりますよ。

操作系統は、全ての操作をタッチペンで行うというもの。どっかのメタルなんちゃらとかと似た危険な香りがしますが、触ってみた感じはチューニングがよく、そんなに変な感じは無し。足も速いし。頑なにタッチペンだけではなく、主要な機能にはボタンショートカットもあるので、今のところ操作に困ったことはありません。「剣を振る」動作だけはまだちょっと慣れないですが。

過去の作品からレギュラー出演の「ブーメラン」は、本作システムの象徴的なアイテムとして大幅にリニューアル。軌道をペンで書き込むことで自由に飛ばすことができ、複雑な地形の向こうに当てたり、崖の向こうを覗いたりと大活躍です。投げるのにボタンタッチ→軌道指定という2段階が必要で、最初は煩わしいと思いましたが、Lボタンショートカットがあることに気付いてから、断然使いやすくなりました。

謎解きは今までよりちょっとだけ難しくなっていて、頭を捻るところが増えています。が、ノーヒントのアホ難しい謎が出てきたわけではなく、むしろ「自分で解いている」感が増して結構嬉しいです。マップに直接メモを書き込めるのですが、これがずっと残っているというのも後で見たときに楽しそう。

そういえばゲーム内マップって大雑把過ぎて使えないことが多いのですが、本作では罠の位置から敵の位置、イベントの起こった場所などが細かに表示されて、かなり使えるものになっています。台詞中の漢字をタッチすると振り仮名が表示されたり、細かいところにも大分気を使って作っていることが伺えます。

それと、風のタクト最大の問題点だった「海のベラボーな広さ&何もなさ」は、海マップの密度を上げることと、船の航路をあらかじめ指定出来ることで改善を試みています。試みは今のところ上手く行っているように見えます。

# 風のタクトは海の広さ自体も(恐らくは狙った)ウリの一つでしたが、如何せん船が自走できなかったため、ちょいちょい風向きをいじって進路を調整する必要がありました。


カドゥケウス続編キタ!!!!

ニュース自体はとても喜ぶべき物なんですが、なんか今まで以上に向こうターゲットになってしまって…日本発のタイトルなのにとても悲しい。まぁ、海外だと凄い評価されてて、日本だと殆んど売れてなくて、大体Wiiカドゥケウスが出たのも、海外でDS版がウケたからだったりするので、しょうがないと言えばしょうがないんですが…。


カプコンオリジナルの新作対戦格闘と聞いてwktkしてたのですが、アーク制作の戦国BASARAと聞いて心底ガッカリした今日この頃。