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満つらざるとも屈せず

ドラゴンクエストソード、クリア

ドラゴンクエストソード、クリア。

クリア後の隠しボスみたいのも倒したので、たぶん終了かな。

剣神ドラゴンクエストとの繋がりは明言されていないものの、作中に「剣神度」という項目があったり、モンスターの動きが剣神と被ってたりで、意識はしている模様。

「画面の中のどこをどの方向に切ったか」を認識できた剣神ドラクエに対して、H/Wの限界で「どの方向に切ったか」しか認識出来ないWiiでは、ポイントした点を中心に切る方式に変更。結構煩わしい。他の違いとしては、自分で魔法が使えないとか、AIでサポートする仲間がいるなど。

戦闘にせよキャラクターにせよちゃんと作ってあって、世間で言うほど駄作ではないけど、戦闘後のキャラの台詞ロードが間に合わず動きとずれる、剣の認識がまだ甘いなど、作りこみで改善出来ると思われる甘さはまだあります。

ボリュームは全部で10時間くらい。武器防具のコンプリートを目指せばもうちょっと遊べるけど、「おまけ」と言えるほどの追加要素は無し。逆に、これ以上引っ張られると苦痛だった気がするので、丁度いいとも言えます。


「剣神」はゲームとしての難易度は相当高く、プレイスキル以外にプレイヤーに体力が必要という作品でした。必殺技を出すには文字通りプレイヤーのHPを消費する必要があり、ピンチの時の魔法も自分で発動。体一つで魔物と戦う勇者の辛さを実感したものです。

それに比べれば「ソード」はかなり易しくなっています。必殺技はボタンポンで簡単に発動出来ますし。しかし剣神の辛さをこそ楽しんでいた身としては、ちょっと寂しくもあります。と言っても、剣神は結局その難易度に挫折して、クリアまで遊べていないのですが…。