影之伝説開封。
ファミコンの「影の伝説」の続編となる作品です。前作はまっすぐ進む斜めジャンプばかりが印象に残っています。続編とは言っても、キャラクターの設定にちょっと名残があるくらいで、前作との繋がりは殆ど無いですが。
始めて暫くは「地味なアクションゲーム」という以上の感想は無く、道中が単調、若干のキーレスポンスの悪さも手伝って「外したかな」と思いました。が、途中6ボスで大分ハマって、負け続けるうちに倒し方に気付いたら簡単に勝てて、工夫次第でちゃんと勝てるように(そして工夫しないと苦戦するように)作ってある辺りで、丁寧に真面目に作られたアクションなんだなと気付きました。まぁ、地味は地味ですが。
ボスに(たぶん)必ず弱点があったり、豊富なアクション、術、スキルによってプレイヤーに選択肢が沢山あって、簡単過ぎず難し過ぎず、努力と工夫次第で先に進めるいいバランスの良質なアクションゲームです。意外な、と言うと失礼ですが、意外な拾い物でした。
ステージは12x2キャラで24、遊んでいるうちに新しい術やスキルが開放されたり、ギャラリーモードに絵が増えたりと意外とやり込む要素もあり。全ステージやっても、バランスが崩壊しないといいなー。
