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満つらざるとも屈せず

だれでもアソビ大全開封

だれでもアソビ大全開封。

40種類以上のミニゲーム(と呼ぶのは憚られますが。将棋がミニゲームか?とか)が入ったコミュニケーションツール集のようなソフトです。将棋、チェス、リバーシ、ダイヤモンドなどの定番ボードゲームから、大富豪やポーカーなどのトランプゲーム、おはじきやグラグラゲームまで、入っているゲームはかなり多岐に渡ります。待望のぼうずめくりもあります。あと任天堂の伝統として囲碁は入っていません。

上記の様に沢山のゲームが入っていますが最初から全部はオープンしておらず、スタンプラリーを進めることで遊べるゲームが増えて行きます。このスタンプシステムは世間では大変に不評で「ツールなら最初から遊ばせろ」と仰る方も多いです。しかし、人と遊ぶ「ツール」としてではなく一人遊びの「ゲーム」として購入した私としては、興味があるのも無いのもまとめて遊べ、進捗が見えるということで、結構好印象だったりします。ただ、ざっくり「勝つと3ポイント、負けると1ポイントが加算され、3ポイント溜めると次のゲームが出来る」という仕組みのため、最多だと1つのゲームを3回遊ぶ必要があります。七並べ3回はともかく、将棋3局とかキツいよ…。


実際に遊んだ感想とか。

■トランプ系

「七並べ」や「大富豪」はかなり久しぶりにやりましたが、改めて非常によく出来た面白いゲームですね。戦術によって戦局をコントロール出来て、カス札でも頑張れるのもいい。「スピード」も20年振りくらいにやりましたが、そういえばこのゲーム、昔大好きで一日ずっとやってたなぁ。「セブンブリッジ」は初めてやったのですが、なんかよく分からん。大よそ麻雀ベースだと思うのですが、札が揃っても鳴けないことがあるとか、手札に順子が揃うとどうしていいか分からんとか、一応勝ったんですが最後までルールがよく分かりませんでした。

■将棋

「将棋」も小学生以来にやりました。昔は昔なりに考えて指していたつもりでしたが、今思うと親はかなり手加減してくれていたことが分かります。典型的な暴れ飛車で、初戦はコンピュータ相手にボコボコに負けましたw次は真面目に考えて指してなんとか辛勝。そんな強いルーチンだとは思えないので、私は相当弱いと思われます。「はさみ将棋」は初体験。じりじりと威嚇し合う、将棋とは大分趣が違うゲームですね。なんかコンピュータが手加減したのか悪手が数手あり圧勝しました。人間とやったら、かなり時間使いそう。

■ぼうずめくり

待望のぼうずめくり。やってみた感想は…ただひたすらつまらなかった。Wi-Fi対応版で削られたのも止む無し。最後の5手で運のいい人が勝つ。自分の意思、戦術が入る余地がほぼ無い。淡々とめくって、勝つ時は勝つし、負ける時は負ける。ただの運試しに過ぎず、全く面白くありませんでした。現代風に言うならば「ただの運ゲー」か。