GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

く、クラウザーさんが死んだ!!

劇場版DMC鑑賞。

どう考えても地上波には乗せられない原作なのでどうするのかと思ったら、地上波用にいじったバージョンとのこと。規制版かよーとちょっとがっかりしましたが、見てみたらバキューンニャーオばっかりで返って面白い感じでしたw

内容の方は、最近ありがちな漫画原作の実写版ですが、中でも非常によく出来てる。

まずはDMC三人をはじめとする、原作再現度の異常な高さ。クラウザーさんは勿論ですが、カミュ、ファンの人、あとオシャレ四天王の人が再現度高すぎて吹いた。

エピソードは原作からの切り張りでほぼアレンジ無し。原作は基本的に1話完結のギャグ漫画なので、そのまま映画化すると山もオチも無くなってしまう。お母さんが正体に気付いたところで違和感を感じましたが、映画的に落とすための伏線でした。この流れも非常に上手い。個人的にKIVAのエピソードは好きなので、端折られちゃったのだけが残念。

あと、勿論歌詞はアレですが、普通に曲がいいのももうギャグにしか見えないw

漫画原作映画は駄作になりやすい中で、原作をリスペクトして非常に高いレベルで再現し、エピソードも原作から持ってきていながら、映画としてちょっとだけアレンジしてちゃんと盛り上げられている、稀有な傑作でした。

それにしても加藤ローサ可愛いな。