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満つらざるとも屈せず

VANQUISH

VANQUISH開封。

BAYONETTAを作ったプラチナゲームズ制作のTPS。よく他のTPSを研究してるというか、操作感はまんまゴリラオブウォー。そこに超高速のブーストダッシュとバレットタイムでメリハリを付け、泥臭さを減らしてスタイリッシュな装備を取り込んだ感じ。

舞台はスペースコロニーで、敵はロボット。主人公の未来スーツは顔部分がパタパタと変形開閉、武器も持ち替えるのではなく変形する。常に十字砲火に晒される戦場で、ブーストダッシュで縦横無尽に移動しつつ、バレットタイムで精密射撃。そんなゲーム。

主人公のスーツはゲーム中の科学水準としても数世代先っぽいんだけど、敵の幹部はそこから更に三世代くらい先のスーツを着てて、飛び回る様はどう見てもANUBIS。主人公はせいぜいスタイリッシュな細ゴリラなので、ANUBIS相手に地上戦するハメに。あと部隊の司令官は体格装備ともにゴリラ小隊の一員でも全然行けるゴリラ。ゴリラの体格、顔には傷、武器は重機関銃(手持ち)、腕には「不悪友」の刺青。隙が無いぜ。


基本十字砲火を受けるので顔出してると即死ですが、ゴリラ譲りのカバーアクションで大丈夫。カバーポジションからも自在にブーストダッシュ可能。ブーストダッシュはかなり速いので振り切られそうになりますが、ダッシュ中に射撃すると自動でバレットタイム突入。撃たれて瀕死になっても自動でバレットタイム突入と、全体に非常に気が利いてる。

「SD画質用の字幕オプション」とかも初めて見た。舞台や味方が大体白黒っぽいのに対し、赤い敵が多いのも認識し易くするためだと思う。解像度低いので大変助かります。

更に難易度「CASUAL AUTO」だと照準がオートになるらしく、そりゃーサクサク倒せて楽しそう。やらないけど。ということで現在NORMALでプレイ中。もっと鬼のような難易度を覚悟していましたが、今のところそうでもなく。

ただスタイリッシュに動くには訓練が要りそう。とりあえず回避してるだけでスタイリッシュになったBAYONETTAとは対称的です。ダッシュしながらバシバシ敵を倒していく…という動きが想定されていると思うのですが、現状では遮蔽物間をダッシュで繋いで、射撃は基本隠れながらというゴリラスタイル。いかんこれでは人類になれない。