GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

モヤモヤ

(元)同期の結婚式に列席。

欠席者がいたようで、その料理が何故か私のところに運ばれ、丸々二人前を食べることに。必死で食べて完食しましたが、必死過ぎて味もよくわかなかったw

同期は私を含めて8人(男5、女3、私以外は全員転職)なのですが、これにて完売となりました。同世代が全員結婚てちょっと珍しい気がします。


セカンドノベル、中盤は越えたかな。

以前書いた様に、本作は設定がちょっと特殊。

高校生の主人公、親友、あと女の子がいて、親友は校舎屋上から原因不明の飛び降りで死亡。付き合ってた女の子が後を追って飛び降り、脳に損傷を受けて記憶が15分しか保持出来なくなった。5年後女の子と再開した主人公は、女の子の語るフィクションの「物語」に事件のヒントがあると見てこれを書き留めて行くことになります。

主人公は当時から女の子が好きで、でも女の子は親友と付き合ってたので隠してた、という微妙な立場。更に女の子が語る物語は基本的に「女の子と親友がキャッキャする話」なので、キスシーンとか出てくると変な空気になる。で親友はもちろん周囲の実在の人間が物語に登場するけど、主人公は名前も出てこない。さらにさらに物語に違和感があったので色々調べると、親友は他の人にも手出してたことが判明、などなど、主人公の切なさが半端無い。

もうモヤモヤしてたまりません。


さて購入前は本作が実際どんなゲームか知りませんでしたが、これがなんと「ジャンピングフラッシュ!」「雪割の花」に続く「飛びゲー」でした。本作では実際に飛び降りが起こった「屋上」が一つのキーワードになってるのですが、もう飛ぶ飛ぶ。

「物語」は女の子が考えた物で分岐とかあるわけですが、もう昔のゲームブック見たいな死にっぷり。まず基本、オカルトを否定すると即死、本筋から外れるとバッドエンド、突然の心変わりでゲームオーバー。でも中高生の考えたお話って枝葉を安易なバッドエンドにしがちなので、これはこれでリアルなのかもしれん。


ただシステム的にはちょっと残念というか、今のところ消化不良感。「女の子は記憶を保持出来ない」ので、一箇所一箇所展開を教えないといけないのですが、物語自体の都合で似たような展開が多く、ヒントも露骨で、なんか分かりきってることを延々と聞かれてる気になってきます。「お前これ分かってて聞いてないか?」と疑ってしまう。むしろこれも伏線だったら凄いな。