GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ゴールデン遊戯劇場

キャサリン、クリア。

最後の最後のステージに枕0で突入してしまったので、最初からのやり直しを半ば覚悟していましたが、なんとか突破出来ました。

最終ステージは序盤に枕があってその後にチェックポイントという構成。枕は何回かやれば安定して取れるようになるので、リトライ時に常に「最初から」を選べば事実上リトライ制限が無くなります。後半が不安定になりやすい構成だったのですが、あれランダムっぽく見せてほぼパターンだったので、2時間くらいリトライしながらパターン作ったら大体安定しました。最終的にはぼーっとしててもチェックポイントまでは勝手に進めるように。


難易度の高さがまず口端に挙がる本作ですが、私如きでも最後までNORMALで遊べたのでそんなでもないような。パズル部分は頭を捻る、即死トラップは覚えて避ける、ランダム部分は挑戦してればそのうち抜けられる。

実際遊んだ感想として、このくらいの難易度なら文句言う程でもないんじゃないのと思います。難しいけど決して理不尽じゃないので、あとはプレイヤーの修練次第。考えた分だけ、失敗した分だけ、ちゃんと上達もするので、地形を見てパッと解答が浮かぶようになるとかなり気持ちいい。丁寧に作られた良質なパズルだと思います。

ただ他がよく出来てるだけに、裏側に入ると操作が逆になるのと、ボス戦での視点変更の仕様の酷さがまさに「玉に瑕」


最後まで遊んでみて、なんて綺麗な作品かと。この作品単体として完結しているし、世界観から事象の解釈から演出からキャラクターの関係から、あまりにも美しくまとまっています。結局は死ぬ、ということか。

随所で現れる天秤が示す物は大体想像通り。そりゃ俺の性格なら青い方に傾くわ。で、マルチエンディングや挑戦モードもあるので、まだ遊ぶつもり。


それでは、さよなら、さよなら、さよなら。