GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

マリオカート7終了

マリオカート7、全GPで1位取得。

プレイ時間10時間半、コイン1100枚取得。パーツをコンプリートするのにコイン5000枚が必要なんですが、1レースどう頑張っても10枚しか集まらないものを5000枚は遠過ぎるので放置。

マリオカートのGPは排気量で難易度が分かれているわけですが、ご存知の通り排気量が増えると全体に速くなるだけでなく相対的な敵車の速度が上がります。特に150ccともなるとクッパのトップスピードをキノピオが楽々追い越して行く事態となり、どれだけ頑張って走っても安息はありません。ただ逆に敵全部が速いので団子になりやすく、ビリからでもアイテム一つでトップに出られるので、この調整はギリギリ「スリリング」の範囲。

というか遊んでて思ったのは、自分が150ccを「クリア出来て当然」という意識でいたこと。そもそもあれだけ遊んだロクヨン版でも150ccの最後のカップはクリア出来ませんでした。自分の腕はその程度と思い直すと(いくらか)腹も立たないし、よく分析すると自分のミスで負けてるシーンも多く、コース取りを真面目に考えるとちゃんと勝率が上がる。結果、運と実力の反映度合いは丁度いいように思えます。

で150ccをなんとか突破して、これで終わったと思ったらミラーが出てきて仰け反った。そういやそういうゲームだったな。まぁコースが反転してるだけで排気量は150ccみたいだったのでどうにかクリア。

あとGPではテクニック評価があって100ccまでは最高評価で進めていましたが、「ずっとトップだったけど、ゴール直前にトゲ甲羅喰らったから評価下げるね」みたいな小学生的バーカバーカ的評価をされるので、150ccではもう気にしないことにしました。つーか俺には無理だ。


マリオカートには「結局ゴール前でカミナリ引いた奴が勝つんだろ」みたいな運ゲーとしての印象が強くあって、それはある程度は事実なのですが、序盤から丁寧に積んだリードはカミナリだろうがトゲ甲羅だろうが覆せない調整になっています。なので今回遊んで、印象よりも実力が色濃く出るゲームだと思い直しました。

空中水中が加わって展開の破天荒さは増しつつぶつ切り(コースアウト)は減っているし、数多くあるミニターボチャンスのお陰でただの直線でもダレない。アイテムの駆け引きもよく出来ていて運の要素を入れつつ、しかし運だけでも勝ち抜けない。あらゆる局面が駆け引きの連続でずっと緊張感が持続する。

なんだかんだ言って、やっぱりよく出来たゲームです。やってる最中は色々思うのですが、こうやってまとめてみると間違いなく面白かったと言える。