GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

大晦日

神々のトライフォース2、クリア。

プレイ時間は、クリアまでが16時間、貝とハートのかけらを集めて20時間。目標にしてた年内にギリギリ間に合った。

本作はタイトルの通り、SFCの名作"神々のトライフォース"の続編。ナンバリングでの続編というのは、ゼルダシリーズでは初。世界観的には前作と同じハイラルですが、前作の戦いが伝説になるくらいの時間が経過しています。

続編だけに、フィールドマップは前作と大体同じ、見下ろし型の視点も同じ、音楽も大部分が同じ。前作を死ぬほど遊んだ私としては懐かしさを感じます。まぁ当然ですが、懐かしいのはこの辺までで、ダンジョンは新規、キャラクターも謎解きも完全新規となります。

また、本作では「ゼルダの当り前を見直す」を合言葉に様々な慣例の見直しが図られています。大きな所では「ダンジョンに入る→アイテム取得→そのアイテム を使った謎解き」という流れが見直され、主要なアイテムはいつでもレンタルすることが出来、ダンジョンの攻略順も自由になっています。また矢、爆弾などの 消耗品が無くなり、消費アイテムは共通のゲージ(時間経過で回復)によって残量管理をする仕様になりました(既存の魔法ゲージに近い)。ダンジョンは全体 に短くなり、ダンジョンマップは最初から見えるように。

とにかく感じるのは「密度が濃い」ということ。SFCと同じマップは、現在の感覚だと正直狭く感じますが、その手狭な中にギュっと要素が詰め込まれていて、どこに行っても何らかの発見があり、探索するのが楽しいゲームになっています。本作の特徴である「壁画になる」能力もこれを後押ししていて、壁画視点が加わることでマップの密度が更に高まっています。

遊んでいる間は全く中だるみが無く、ダンジョンが短いこともあり、止め時がなく一気に遊んでしまいました。ボリュームが多いとは言えないけど、個人的にはこれくらいの方が遊びやすい。面白かった。