GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

不安体験

ゲームセンターCX 3丁目の有野体験版プレイ。

本作はレトロ風ゲームを沢山収録した同名シリーズの三作目。1、2は各ゲームもそれをまとめる手腕も最高の大傑作でした。

1、2の開発はインディーズゼロでしたが、今はシアトリズムFFカーテンコールで忙しいらしく、本作の開発はグレフグレフ主にシューティングを作ってる会社だし、制作発表の時に課長が「シューティング多過ぎるんとちゃいますか?って言ったのにそこから更に増やされた」とか言っててマジ不安に。


で、体験版をプレイ。

舞台は駄菓子屋で、まずパースのおかしいキャラクター達が出てくる。ゲームを遊ぶ前に、ありの少年が「がめおべらやん」とか、いのうえがゲーム詳しいの?と聞かれて「普通です」って答えたのを「名言」としてコレクションしていく要素が紹介される。

やっと遊べたゲームは、ロードランナーマリオブラザーズみたいな奴。ドットは割といい感じ…と思ったら15秒くらいで「体験版はここまでです!」


ということで、面白いとか面白くないとかいう以前の体験版でした。しかも、極端にちょっとしか遊べないのに目に入る全てが不安要素。

まず、キャラクターやフォントがいちいち安っぽい。それから、各登場人物や名言コレクションについて、ゲームセンターCXはDVDを全部買う程度にはファンの自分でもちょっと鼻につく内輪加減。前2作はここまで露骨な内輪ネタはやらなかった。

ゲーム部分は15秒なので出来を評価することは出来ないけど、そもそもこの体験版、他に類を見ないまさかの「起動制限3回」。実際この内容じゃ複数回起動することは無いにせよ、立ち上げる前から不安になる体験版ってなんなんだ。

「あんまり見て欲しくないのかな」「見せられないクオリティなのかな」「そもそも全然出来てなくて見せられないのかな」「バンナムお得意のブランド売り抜けかな」と不安だけが積み上がります。

過去2作が死ぬほど面白かったことと、DVDも付いてるので買うには買うつもりですが、正直体験版中には期待出来る要素は皆無でした。