GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

GODZILLA

朧村正、鬼娘クリア。

プレイ時間4時間弱、難易度修羅。

鬼娘は長らく続いた朧村正DLCの最後の一作。いつも通り主人公からシナリオからボスから全部新造で頭が下がる。

鬼娘は動かしやすい「子供」、クセが強い大振りの「大人」、無敵の「大鬼」の3モードになれる。各モードで特定の攻撃を当て続けるとフィニッシュブローが出て大ダメージ。既存DLCのキャラと比べても、また朧流と比べても動かしやすく、火力もあり、たぶん今までで一番強い主人公だと思う。まぁ閻魔様の娘だしな。

最初のボスに初見で勝てたのも鬼娘が初めて。自分が強いのと、ボスが全体に大振りで弱めな気がします。二人目のボスを倒した時点でLV6だったし。ラスボスに若干苦戦しましたが、終わってみればいい塩梅だったかな。

シナリオは鬼娘可愛そう…と思いつつ最終的にはいい話でした。"角隠し"もポンと手を打つ納得感。でも真ENDは大体バッドエンドなんで、今から不安。


GODZILLA体験版プレイ。雰囲気がよさそうで気になってた。

基本的に、ゴジラを動かして街を破壊するゲーム。ゴジラは「Gエナジー(放射能とは言わないのね)」を求めて街を襲っており、Gエナジーを吸収することでどんどん巨大化します。

街を破壊するほど災害レベル(人類の反撃レベル)が上がり、これが難易度に相当。「災害レベルは政府が決定する」ことになっていて、政権によって災害レベルの上がり方が違う。端的に言って難易度選択機能なんだけど、「ゴジラだって地球の仲間だ、分かってくれる」とか言う首相が出てくるなど皮肉った感じで面白い。

街を襲ってると他怪獣が乱入してくることもあり。基本的に「デカい方が強い」ので、これも踏まえて沢山Gエナジーを取り込んでおかないと死ぬ。体験版ではキングギドラが乱入してくるステージがあるのですが、どう頑張ってもゴジラの倍くらいデカくてどうしようもない。

「巨大な怪獣が暴れる」ということでゲームとしてはやや大味ですが、攻撃の重さや破壊感は十分。また重たいなりに動かしやすいよう配慮されてるので操作もそれほどストレスにならない。ゴジラ始め怪獣のモデリングは非常によく出来ているし、チュートリアルは「60年前(ゴジラは60周年)の映像」として荒いモノクロで統一されているなど雰囲気作りもバッチリ。メカゴジラ出現時のテンションの上がり方は異常。っつーかメカゴジラ「謎のロボット」って紹介されたけど、人類の兵器じゃなかったっけ。

ただ、体験版の範囲では「Gジェネレーターを襲って壊す、乱入してきた怪獣と大味バトル」以外の要素が見当たらず、中盤過ぎるとダレるような気もします。敵怪獣の攻撃に対処しづらいのも難。ゴジラにバックステップは無いとしても、ガードくらいあってもよかったんじゃないかな。"ダッシュ中は仰け反らない"とか。

#と思ってたら、「進化因子」を手に入れることで攻撃パターンが増える模様。いかんちょっと面白そう。