討鬼伝2、クリア。
プレイ時間34時間半。
まだシナリオ自体はもうちょっとありそうですが、とりあえずエンディングが流れるまで。なんだかんだ一気に遊んでしまいました。枝葉(依頼)も可能な限りこなしているので、本筋だけ追ったらもっと短いかな。
「オープンワールド」はそのゲーム性云々よりは、「ゲーム展開の区切りが無くなる」効果が私には非常に大きかったです。ハンティングアクションは大型敵を倒すと一息ついて次に進めるのが重たくなりがちなのですが、本作だと一続きに次の展開が始まるため気持ちがひと段落しにくく、結果引っ張られてグイグイ進められました。ミッションが複数重なって大型敵に囲まれてワーワーなるのもオープンワールドっぽくて楽しかった。いや他のオープンワールドあんま遊んだことないけども。
アクション的には「鬼ノ手」による距離を問わないアプローチが白眉。距離が離れてても飛びかかれるし、強烈な攻撃の前には大体隙(引き倒しのチャンス)が設定されてるしで、空白の時間が出来にくい仕組み。味方も有能なんで展開によっては寄ってたかって敵を抑えつけてボコボコに。
一方で、鬼ノ手によって前作よりはマシになりましたが、やはり高い位置への攻撃しにくさは気になるところ。折角空中戦が出来るんだから、もうちょっと手数が欲しかった。味方が有能過ぎて、自分は見てるだけでも勝ってしまうのも痛しかゆし。自分が死ぬとゲームオーバーなので、下手すると「見てる」のが最適解だったりもしてしまいます。
あと、素材に関しては緩めの本作ですが、武器だのカラクリだのを強化するキーアイテムに限ってフィールドでランダムドロップの物ばっかり。店で素材を買えたり、合成で作れたり、ドロップ率を上げられたりと救済措置が沢山あるのに、フィールドドロップの一部には全く手が届かないので恐らく意図した調整なんだろうけど、用も無いのにフィールドを走り回ってゴミ拾いを繰り返すのは辛い。
と諸手を上げて絶賛は出来ませんが、全体としては「遊びやすい、面白い」という感想です。まだ依頼もいくつか残ってるし、任務はほぼ手付かずなので、まだ遊びます。