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GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

マリオラン購入

ゲーム:マリオ:RUN

iOS SUPER MARIO RUN

購入。

 

本作は任天堂スマホアプリで、タイトルの通りマリオシリーズの一作。「遂にスマホにマリオが」ということでよくも悪くも話題になっています。

 

ゲームとしては、スマホにはよくある「ラン系」ゲーム。主人公が自動で走り続けて、タップするとジャンプ、というシンプルな内容。実際私も「マリオラン」て聞いた時は「スマホで簡易版を出すけど、本編はゲーム機で遊んでね」ということかと思いましたが、実際に遊んでみると、そんなことは全くありませんでした。

 

細かいシステムの話をすると、まず「1ブロック分の障害は自動で飛び越える」のが絶妙。これは1段分の段差を超える以外に、クリボーだのノコノコだの小さい敵は何もしなくても勝手に避けてくれる。煩雑な操作に向かないスマホ向けのいい機能だと思います。更に飛び越える時にタップすると踏ん付けてジャンプが出来、ボーナスも貰えます。勿論、大きい敵、飛んでる敵や、小さくてもトゲゾーなんかはちゃんと対処しないと駄目。次に、タップする長さに応じてジャンプの高さが調整出来ます。そして、ジャンプ中にタップでクルっと回って少しだけ滞空出来ます。あとは壁蹴りなんかもある。

 

これらのアクションによって、操作はタップただ一つなのに、ゲーム中の選択肢が物凄い豊富になっています。敵を飛び越えたあと踏み台にするか、ジャンプするなら高さはどれくらいか、ハテナブロックを叩くか乗るか、分岐をどちらに進むか。1ブロック飛び越え以外は既存のマリオが元々持っているアクションですが、「ただしマリオは自動で走る」という制限を付け足した上で逆手に取ってこれだけ緊張感のあるゲームに昇華してるのは流石。

 

その他にも、踏むとマリオと時計が止まる「ストップブロック」は、一時停止した上で眼前のパタパタのタイミングを計るなど、「マリオ」っぽさを上手く落とし込んでいます。

 

このように「操作は非常にシンプルだけど、自動で進行するなかで瞬間の判断を求められる」という下地の上で生きてくるのが、今まで散々マリオを作ってきた任天堂のコース設計の妙。コース自体の作り、敵の配置、ギミックからコインの置き方まで、ある時は導線であり、ある時は引っ掛けとなる、バラエティに富んだコース群が用意されています。

 

そのコース上には通常のコイン以外にも5つのピンクコインが配置され、これをワンプレイで取るとボーナス、更に難しい配置のパープル、ブラックコインも出現。難しくなるほどにコース解析と精密な操作が要求されることになります。色コインを集められるようになったらオンライン対戦もあり、こちらはやり直し無しの一発勝負。

 

マリオのエッセンスを抽出し、スマホで遊べるように「タップだけ」の操作系に落とし込み、その操作系でちゃんと面白いようにコースを設計し、初心者は簡単に遊べて、上級者はコイン収集やオンラインでガチでやり込める。アホみたいに作り込まれた、正に理想的な「スマホのマリオ」と言えます。

 

唯一、私のiPad2だとたまに処理落ちするのが残念。まぁ古い端末だからなぁ。