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満つらざるとも屈せず

ホロウナイトクリア

ホロウナイト、クリア。

 

プレイ時間28時間、達成率88%。

 

本作はTeam Cherry開発の2Dアクション。探索して能力をアップグレードしていく、いわゆるメトロイドヴァニアなゲームです。昨今のインディーズゲームの例に漏れず本作もドットスタイル…ではなく、セルアニメーションとなっています。なんかいっそ「ドットではない」ことを新鮮に感じるようになっていますね。

 

かつて存在して滅びた(?)虫の王国跡地である地下迷宮を探索する主人公はやはり虫で、敵も味方も全て虫で構成されています。アクションとしての手触りは非常によくキビキビ動きますが、難易度はかなり辛口。ライフ少な目、敵の攻撃激しめで、特にボス戦はきちんとパターンを読んで動かないと全く歯が立ちません。私も何度か投げそうになっていますが、ちゃんと考えて必死に動くとなんとかならなくもないでもないくらいの、絶妙をやや踏み越えたくらいの難易度設定となっています。ボスの数も非常に多く、それぞれが個性的。

 

難易度選択も一切無い硬派なゲームではありますが、補助効果のある「チャーム」を装着することでいくらかの対策は可能です。チャームは全40種類あり、効果も様々。チャームを装着するスロットには限りがあるため、どのチャームを装備してどう立ち回るかに個性が出るし、それぞれ大きく戦い方が変わって面白いです。

 

探索する地下迷宮はひたすら広大で、当初の「インディーズにしちゃ広いな」という印象を超えてパッケージでもここまで広大なゲームはそうないレベル。ここに密度高く様々な謎が隠され、探しても探しても尽きることがありません。これは比喩ではなく、隠し場所が難しい物は勿論、「隠されていることにすら気付かない」物が大量にあって、攻略情報無しで全要素を見つけることは不可能だと思います。

 

広大な迷宮、辛口だけどギリ理不尽でない難易度、散りばめられた探索要素と、事前に期待した要素は必要十分以上に満たされていて、実際十分以上に楽しんだのですが、このゲームたぶん意識的に不快な要素を入れ込んでいて、これが結構ストレス。

 

まず広大な迷宮はその全てが地下で、場所によっては自分の周囲以外は殆ど見えません。先述のように隠し要素が膨大かつ巧妙な本作で、更に視界を制限されるのはかなり辛い。また敵や登場人物たちは近くにいると独り言を発するのですが、この独り言の抑揚が壊れてて聞いているのが精神的にかなり辛い。それから、探索していく中で色んな謎やヒントが出されるのですが、台詞やテキストがやたら持って回っていて何の事を言っているのか、それが何かのヒントなのかストーリーなのか分かりにくい。(正直、クリアした今でも自分が何者なのかよくわかっていません。)

 

なんというか、ゲームとして非常にきちんと作り込まれていてボリュームも物凄いんですが、実際に遊ぶにあたって本筋以外のところでストレスが多いゲームという感想です。

 

ということで一応クリアはしたのですが、本作は元々DLCだったコンテンツも全部入っているらしく、ざっと攻略情報見ても見切れないくらいまだ見たことない要素がありました。残りもやれる限りはやってみたい。