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満つらざるとも屈せず

機動武闘伝Gガンダム THE バトル感想

シンプル2000シリーズの一本で、"GUNDAM THE BATTLE MASTER"(以下ザマス)の焼き直し続編に当たります。

同時にガンダムWも2000円で発売されており、なんでそんなに安いのかと思ったら海外製品の輸入のようです。

 

ガンダムを使ったゲームに外れが多いのは周知の通りですが、

ザマスはそんな中で成功した数少ないソフトのうちの一本です(と個人的に思っている)。

巨大で重たいMSの動きを再現し、しかしゲームとして破綻することなく対戦させてくれます。

パイロットが全員オリジナルというのは物議を呼びましたが(GP-02のパイロットは農家のオッサン)、

キャラに振り回されずにシナリオを書けるという意味では、一つの選択だったのだろうと思います。

(成功したかどうかは置いといて)

 

で、そんな成功したガンダム格闘の続編でモチーフがGとか言われたらそら買いますわ。

俺のこの手が光ってうなりますわ。

 

シナリオは元々期待してなかったけど案の定あって無いような物。

一通り戦って、最後にデビルガンダムを倒して終了。

 

対戦バランスについては相変わらずで、もっさりしてるけど一撃が重たいです。

ラッシュを食らうと一瞬で持っていかれてしまうため、避けやスラスターを使って上手に逃げる必要があります。

もしくは正面からぶつかって突破するのもありですが。これぞガンダムファイトォ!!

 

初期キャラクターはシャッフル同盟東方不敗

6人(機)はちょっと少ない気もしますが、Gガンダムで他に誰出す?って言われると微妙。

シャイニング?ノーベル?ライジング?ヘブンスソード?風雲再起?ネーデル?曼荼羅

…考えてみると色々いるような気もしてきましたが、予算の都合もあるので勘弁しましょう。

というかこのゲームは隠し機体がかなり多い(G機体ではないですが)のでその辺は安心です。

 

で、その隠し機体ですが、ほとんどはゲームをやっていると出てきます。

サバイバルで何連勝とか、大体お決まりの条件です。

乗っているパイロットが原作通りなのはファンには嬉しいところですが、

どうせゲーム中では一言も喋らないので意味はありません。パイロット選択時の顔が違うだけです。

しかし、ボールにシローというのはどうなんだ…?

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ですがその中で特殊なのがガンダムWの機体たち(オペレーションメテオの5機+トールギス)

同時発売の新機動戦記ガンダムW THE バトルのデータを読み込むことで出てきます。

商魂たくましいというかなんというか…えぇいPARを持て!

 

隠し機体はザマスからのデータ流用エントリー+ガンダムWとなります。

ちなみにガンダムW側でも、Gガンダムのデータを読むことでGの面子を参加させることができます。

それとPARのコードですが、どちらでも全く同じコードを使うことができるようです。

二度打ちの要らない親切設計ですね。

 

というかよーく考えてみると、

・入っているキャラクターデータが全く同じ

・使えるコードが同じ

・シナリオは異なる

というのは、データが全く同じでポインタが違うだけなんでは…。

 

……気がつかなかったことにします。

 

なんにせよ、6000円じゃ高いけど2000円でこの内容ならコストパフォーマンスはいいと思います。

ゲーム中キャラクターは喋りませんが、これを買うような人は脳内で補完できるので大丈夫です。

ガンダム好き…にはお勧めしませんが、格闘ゲームが好きなら楽しめるでしょう。

 

それではみなさんご一緒に!

ガンダムファイトォ!レディィィーーーーーゴーー!!!