……はっ!日付が変わってる!?
桜坂を始めてから睡眠時間が安定しません。もとい安定して少ないです。
とりあえず一周クリアしました。
シナリオについて、何人かには「あってないようなもの。謎解きも簡単」とか言ったのですが、
正直スマンカッタ。全然簡単じゃなかった。
桜坂消防隊は消火活動、人命救助の傍ら、現場(燃えてる)で証拠品を集め、謎解きをして真実を追います。
証拠品は各現場(ステージ)に5つ。当然見つけにくいところにあります。
で、署に戻ってこれを鑑識に回すのですが、何故か3つしか見てくれませんw
なので、「現場で証拠品を見つけ、事件と関係のあるものを鑑識に回す」ことで謎が解けていきます。
一回目のプレイではこの辺を度外視して人命救助してたため、真実を全て暴けなかったわけです。
(ちなみに二回目では証拠品探してウロウロしてたら死者が出たw)
シナリオは全7ステージと短めですが、
「各ステージでAランク以上を取得」「死者を出さずにクリア」など、
条件によってシークレットが開く仕組みで何度もプレイすることになるため、丁度いい長さだと思います。
同じアイレム制作だからというわけではありませんが、「R-TYPE FINAL」を彷彿とさせます。
ポリゴンは決して綺麗とは言えず、キャラクターの表情が全編通して固定なため、
シリアスな話を笑顔でするというアンバランスなことになったり、
昨今の「映画的」ゲームと比べれば映像は決してホメられたものではないですが、
ゲーム内容がきちんと面白いためさほど気になりません。
このゲームの場合、炎がちゃんと炎に見えれば十分だと言えるでしょう。
ゲーム部分が面白ければ、映像は多少アレでも大丈夫という好例です。
ただ不満点も無いわけではなく、
必要に応じて現場のアイテムを駆使しなければならないのですが、
これが手順を満たしていないと拾うことすらしてくれません。
線を切るのにニッパーが必要、という情報を得てからでないと、ニッパーを発見しても拾えないわけです。
扉のパスワードなんか、ヒントを見つけないと入力すらさせてもらえません。
逆に、一度扉を調べてからでないと、ヒントを読んでもくれません。
そりゃ現場で当て勘ではやらないだろうけど、テンポが悪いと思いました。
あと、画面がちょっと暗くて見辛いです。
総評としては、何周もやらせるポテンシャルを秘め、色々な遊び方ができる、
決して馬鹿売れはしないだろうけど心に残る一作だと思います。
アイレムは、こういうの作るから好きよ。