GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ウーロン

現在ウーロン茶を買うとiPodが当たるキャンペーンをやっています。

私にとってiPodは「買うほど欲しくはないけどくれるなら欲しい」という位置付けですので、

一応飲み物をウーロン茶に限定してポイントを貯めていました。

簡単にキャンペーンの内容を説明すると、

(1)ウーロン茶一本につき1ポイント

(2)ポイントでカンフーガールを育てる

(3)16ポイントでカンフー大会に出場

(4)大会に勝った人の中から4,000人にiPodプレゼント

という流れになっています。

これだけ見てもかなり確率が低いことが伺えますねw

(2)の育てるというのはどういうことかと言うと、

携帯よりポイントをwebに登録すると選択肢が三つ現れます。

この選択肢によりカンフーガールのパラメータが増減し、

最終的に強いカンフーガールを育てることが目的になります。

ちなみにパラメータは「力」「素早さ」「知性」の三つで、

それぞれレベル10が上限のようです。

以下に順を追って私のカンフーガールの成長っぷりを書いておきます。

[ポイント1]

自分のカンフーガールに名前をつける。

全角8文字ということで、「チャイナボウラー」に決定。

[ポイント2]

選択肢が「茶摘」「修行」「休憩」

「茶摘」を選ぶと「リラックスできた」

力1、素早さ2、知性1アップ。幸先の良いスタート。

[ポイント3]

選択肢「自転車」「食事」「修行」

「修行」を選択。「やり過ぎて風邪を引いた」

力1、素早さ1、知性1ダウン。昔のゲームブックの様な展開。

この企画の意図とスクリプトの稚拙さが見えてきた。

[ポイント4~13]

細かくは覚えてないので覚えてる範囲で書くと、

「修行」→「成功した」or「風邪を引いた」

「茶摘」→「リラックスできた」or「摘みごろでない物を摘んで怒られた」

等々、各選択肢に成功と失敗があり、結果はほぼランダムで決定されるようだ。

(連続して同じ選択肢を選ぶと失敗するような気もしたが未確認)

[ポイント14]

道着を選択。赤の鳥(ウー)派、青の龍(ロン)派。

龍派を選択する。

[ポイント15]

必殺技を選択。連打かソバット。

真髄は一撃必殺!ということで「流星ソバット」を選択する。

ここまででチャイナボウラーのパラメータは

力:8 素早さ:8 知性:5 となっている。

力と素早さは申し分無いが、知性が低いのが少し気になる。

[ポイント16]

ついにカンフー大会。

敵はタツドラゴン。なんかプロレス上がりでカンフーやってる人らしい。

必殺技を使うタイミングを選択。

「序盤」「中盤に隙をついて」「終盤まで取っておく」

プロレス上がりはパワーがありそうなので、

隙をついて使うと有効かなと思い「中盤」を選択する。

素早さもあるし、中盤までは逃げ切れるだろう。

[結末]

結果画面をそのままコピペする。

対戦結果

でたー!流星ソバット!!タツ

ドラゴンが空高く舞い上

がり、猪突猛頭突き!!

さて結果は?

負けました

で、ポイントは0からやり直し。

な ん だ こ り ゃ

最早駆け引きすら存在しない。結末までがゲームブック

(「右に行く?左に行く?」→「右!」→「落とし穴だ!ゲームオーバー」)

確率が低いのも分かるし、複雑なスクリプト書けとは言わないけど、

また、俺がこんなものに期待したのがいけないというのも分かっているけど、

もう少し楽しませようという気持ちがあってもいいのではないだろうか。

近所の福引のおばちゃんの方がまだエンターテイメントを分かっている。

1ポイント一口とかならこの出来もありだけど、

16ポイント貯めさせておいてこれでは、

集める→育てるのプロセスが全く無意味に感じられてしまう。

外れたことそのものよりもガックリと来てしまいました。

企画の人、景品揃えたとこで満足しちゃったんだろうな…。