GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ぷよぷよフィーバー

GBAぷよぷよフィーバーをやってみました。

以前結構辛いこと書いたのですが(2004/02/14辺り)、

やってみると工夫が見られて、それほど酷くはありませんでした。

というか結構面白い。

「相殺を繰り返してゲージが溜まるとフィーバーモードに突入。

 連鎖リーチの場面が現れ、上から落ちてきたのを落とすとオート連鎖。」

と前に書きましたが、

フィーバーモードの発動キーは相殺、つまり自分で調整できるので、

お互いの状況を見ながら駆け引きができることになります。

フィーバー自体も火種を落とすところが悪いと爆発力が弱いし、

(判断力の弱い私のフィーバーは全然爆発しない)

フィーバーより手で組んだ連鎖の方が威力が高い、

相殺し続けている間はお邪魔ぷよが落ちてこない等、

「初心者でも楽しく上級者には奥が深い」を体現しようと頑張った様子が伺えます。

逆に私は「通」のつもりで先手必勝の畳み込みプレイをしていたら、

相手があっという間にフィーバーしてしまい手に負えなくなってしまいました。

「大連鎖組んだら終わり」から「細々消してフィーバーすれば反撃できる」ようになっているので、

今までのとは別のゲームとしてプレイしないとエライ目にあいますw

(オプションで以前のルールにもできるけど)

三つぷよ、四つぷよは連鎖を組もうと思ってると死ぬほど邪魔なんですが、

相殺前提のシステムでは早く消せるので確かに便利。

キャラクターの入れ替えは従来のファンにはかなりブーイングのようですが、

成功失敗はともかく血を入れ替えるためには必要な痛みだったと思います。

ただ新しいキャラは薄いんで、デモもなんか無難な感じですけど。

従来のぷよぷよを期待すると肩透かしですが、新しい形としてこれはアリだと思います。

ぷよぷよ自体、通で相殺が入ったところで完成してるシステムですし、

手を入れようと思ったらこれくらい大胆でもアリですね。

否定的な感想を読んでると「こんなのぷよぷよじゃない!」ていうのが多いのですが、

以前のぷよぷよがやりたいなら以前のぷよぷよやってりゃいいんでは…。

通は通、フィーバーはフィーバー。違うゲームなんだからゲーム性が違うのは当たり前。

そのシステムが「何故入ったか」を考えると見え方が違ってきます。

よくなった悪くなったを別にして、変えようとしている姿勢は個人的には好感触です。

あとセガのディスク媒体の宿命として、ローディング時間は悲惨みたいです(少なくともPS2は)。

PS2版はでっけーバグがそのままのようですし(フィーバーゲージの上がり方がおかしい)。

ちなみにGBAはワンカートリッジで4人まで対戦可能。セガにしちゃ気が利いてるw

余談ですが、Mac版のパッケージは上手いと思ったw