バイオハザード4がGCのみの供給を止め、PS2でも発売されるらしい。
というタレコミを複数の方から頂き、また私自信もニュースサイトで知った。
発売はGCの一年後ではあるものの、逆に一年あるからこそ「完全版」となることは想像に難くない。
私はこれを「裏切られた」と感じた。
利益の追求が命題である企業の方針としてはこの転換は正しい。
しかし、カプコンは(たぶん2003年のゲームショウ辺りだと思うが)「GCへの独占供給」を謳っていたと思う。
バイオだけでなく、先ごろPS2にて「完全版」が発売されたビューティフルジョー、
それと「P.N.03」、あともう一本くらいあったかもしれないが、忘れた。
とにかく、上記ソフト群をGCだけに供給しますよ!と言っていたと思う。
正直正気を疑った。GCがPS2に比べて総数が少ないことは事実で、
PS2で出した方が数字だって大きくなるに決まっているからだ。
しかしそういう逆境だからこそ、「カプコンはGCを持ち上げようとしてるんだ」と感じた。
特にバイオは過去の作品も全てGCに移植し、バイオ1のリメイク、バイオ0を投下し、
限定の全部入りボックスの発売など、GCがあればバイオは全部遊べますと、
かなり力が入っていると感じていた。
ジョーは良質なソフトながら、バイオに比べれば小粒だ。
PS2に移植されたときも、どちらかというと「あ、そんなに反響があったんだ」と思ったくらいだった。
しかし今回のバイオ4は屈指のビッグタイトル。
ビッグタイトルなればこそ独占供給に意味があったのだが、これをアッサリと覆してしまった。
これでPS2に移植されてないのは、反響があまりなかった(笑)P.N.03だけとなった。
それに発売に一年の誤差があるなら、GCで発売後半年なりでPS2版をアナウンスすればいいと思うのだが、
「不完全版」が出る前に「完全版」の発売を宣言してしまうというのはどうなのだろう。
利益の追求大いに結構だが、これは流石に不誠実なのではないだろうか。
GCのファンとして、そしてカプコンのファンとして、非常に残念だ。
あとなんとなく、「ゲームキューブもこれで終わりかな」という気もしてしまう。
デモ画面を見る限り、バイオ4は物凄く面白そうだ。
最近バイオやってない私も、やってみたいと思った。
沢山の人が買うことになるだろう。