GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ふしぎのぼうし

ゼルダクリアしましたって早!

正直、休日暇だからって一日15時間プレイとかやり過ぎた。

久々にゲームやってて頭痛くなりましたよ。

感想としては、神々のトライフォースを濃縮した感じです。

マップは狭くて複雑に入り組んでいる。

ダンジョンはアイデアに溢れているけど5個。

ある意味携帯機に相応しいサイズと言えるかもしれません。

本作では住民と「かけらあわせ」をすることでマップのどこかに変化が生じます。

それは宝箱(アイテム)の出現だったり、隠し通路の解放だったり、新しい剣技の体得だったりします。

これが(たぶん)100個くらいあるため、小さなマップですがかなり歩き回ることになります。

マップが狭まったというとネガティブな物言いですが、

これだけの密度で神々の~くらいのマップだと、正直回り切れません。

終わってみれば丁度いいサイズでした。

「小さくなる」というアイデアも消化が上手く、

普段は大したことのない敵が巨大なボスモンスターになったり、

雨粒が爆弾のように降ってきたり、細い隙間に入れたり、

中々に出来ることが多いです。

アイテムも空気を吸う壺、地面を掘れるグローブ、物をひっくり返す杖と、

今までに無い新しい感覚のアイテムが増えています。

特に壺は、敵から仮面を剥ぎ取ったり、木の葉を吹き飛ばしたり、

バネを引っ張って伸ばしたりと大活躍です。

こういうプレイヤーのイメージを喚起する手法はゼルダシリーズの伝統ですが、

本作も流石の再現度です。小さくなると襲ってくる猫が強かったw

前述のかけらあわせや、フィギュア(150種類くらい)などコレクション要素もかなり多く、

収集癖のある人(私)にはたまりません。フィギュアの出来も相当イイ!

ドットの書き込みも凄まじく、一つ一つの動作にほぉ~と思ってしまいます。

風のタクトの雰囲気を全力でドットで表現しようとしたようで、

爆発一つ取ってもそれらしい動きをしています。

ふしぎのぼうし」ことエゼロの動きもクネクネと可愛らしいです。

ロクヨン以降のゼルダはポリゴンになって、それはそれで非常に面白いのですが、

こういうドットの妙技が大好きな私としては神々の~以来の名作だと思います。

(ポリゴンゼルダももちろん名作ですが、神々の~とはベクトルが違う気がします)

携帯機なのに、休日に家で15時間もやってしまう。

私に取ってはそれだけ魅力のあるソフトでした。面白かった!