オッス!オラ蘇我入鹿!結構鍛えてます!
ついに始まった仮面ライダー響鬼。
ライダーのモチーフが鬼、ベルトが太鼓、武器がバチ、世界観が能と、
もうどこを狙ったか分からない大暴投に世間の大きいお友達は沸き立ったわけですが。
…ごめん、物凄い面白い。ちょっとどうしようという程面白い。
ミュージカル仕立てとか初めて見たw
全体に流れる音に合わせた展開と、主人公ヒビキのなんとも言えないキャラクター。
大体、若手じゃないし。そして火を噴くライダーw
「カッコイイ」とは全然思わないんですが、凄いのめり込んで見てしまいました。
このノリで50話続くなら、神番組になるのでは。
平成ライダーは(アギト以降)エンディングを削って放送時間を延ばしていたのですが、
響鬼ではオープニングをバッサリカット。その代わり普通にエンディングを入れる。
構成が変わったと言えばそれまでですが、ずっと見てる人には新鮮に映るでしょう。
とにかく(作りが)冒険している番組、仮面ライダー響鬼。
第一話ですっかり気に入ってしまったので、一年間見て行きたいと思います。
余談ですが、この企画を知らされた時の商品開発部の絶望が想像して余りあります。
「今度のライダーは鬼です」
「へぇ。和風なんですか?」
「これがデザインです」
「なんすかこれ!グランセイザーですか!?」
「ベルトは太鼓です」
「太鼓!?」
「武器はバチです」
「バチって太鼓を叩く奴!?」
「音叉で変身します。名付けて『変身音叉』」
「ダサッ!音叉て!変身音叉て!」
「世界観には能を用います」
「能!?能ってあの能ですか!?」
「あとライダーは火を噴きます。子供が喜ぶオモチャ、ヨロシク」
今回は、子供受けを考えてるとは思えない。