PSP、画面が綺麗なのはいいのですが、電車でリッジは正直酔う。
ということで携帯ソフトをMETALGEAR ACIDに変更。
METALGEARと言えば言わずと知れたステルスアクション。敵に見つからずに潜入するゲームです。
ですがこのゲーム私はどうにも苦手で、ちゃんと見つからずに進めるのはいつも序盤だけ。
後半はスタングレネード使って強行突破とかばかりでした。偏に私の腕が至らないせいですが。
本作ACIDは携帯機での発売ということでアクション要素を全廃し、
ステルスはそのままにカードゲームに仕上げています。
大筋は基本的に過去のシリーズと同じで、
敵の死角をついたり壁を叩いて注意を逸らしたりして潜入して行きます。
もちろん見つかった時は戦う必要もあります。
ほとんどの行動はカードを使って行います。
このカードは事前にデッキを組んでおきます。この辺はそのままカードゲームですね。
カードを使用するとコストがかかり、このコストが0になったキャラから順に行動します。
このカードを使った行動とステルスという要素が驚くほど相性がよく、
敵の行動パターンと視界を見極めていれば敵のすぐ隣で壁を叩き、
コストを計算して敵がそっちを振り返っている隙に後ろを通ったりとか、
敵の真後ろを延々着いて歩いたりということが可能です。(相当きちんと計算しないと見つかるけど)
頭を捻った分だけ見返りがあるので、今までだと「めんどくさいので殴って抜けよう」と思ったところでも
「なんとか見つからずに抜けてやろう」という気になります。
カードキーを持っていると鍵のかかった扉を通過出来たり、
チャフで監視カメラを無効化したり、地雷は匍匐してないと爆発したり、
ダンボール被って隠れたり、今までのシリーズで出来たことは本作でも大体出来ます。
この辺の落とし込みが非常に上手い。
カードはMGS1、2、3以外にも小島監督の作品からもキャラが登場します。(ZOEのジェフティとか)
カードの種類が豊富なのでコレクション要素もあり、組み合わせを考えるのも楽しいです。
またキャラクターカードを使うとちょっとしたムービーが流れるのもカッコイイ。
しかしキャンベル大佐カードが爆撃要請というのはどうなんだw
アクションからカードゲームというのはかなり思い切った変更なのでやはり評価は真っ二つですが、
今までのアクションが苦手な私としては、じっくり考えて潜入出来る本作のアレンジは大当たり。
音声が入ってないとか視点が相当見辛いとか通信が死ぬほど邪魔なところで入るとか
カードの引きが悪いとクリア出来ないところがあるとか不満点も多いのですが、
個人的にはSOLIDシリーズよりACIDの方が面白いと思えるくらいハマりました。
もしACID2があるなら、視野の外は一切見えない対戦モードとかあったら面白そうです(相手いないけど)
久々に高難易度モードもやってみるかな。
所有戦車は5台。使ってるのがパンツァー、ゲパルト、モスキート。未だにモスキートを手放せない(TT
パンツァーは砲塔が回らないので少し寂しい。
仲間はミカ(女メカニック)、シャーリィ(女ソルジャー)、イギー(不思議犬)。イギーが無敵過ぎる。
撃破賞金首は13体。順番がメチャクチャなので苦戦度もマチマチ。今まで一番苦戦したのは人狩り大隊長。
過去に起きた大破壊とそれを鎮めたハンターってのは"RETURNS"のことか?
プレイ時間が24時間を突破。まだ増える予定。レベルは64。