MOTHER3クリアしました。
プレイ時間は22時間。最近のRPGにしては短い方ですかね。
MOTHER2をやって面白かった人は、間違いなくやって損の無いゲームです。
以下、ネタバレは隠すようにしますが、
意図せずポロっと出ているかもしれないので、これからやるつもりの人は回避推奨します。
MOTHERシリーズは強いメッセージ性を持っているので、
終わった後はなんかぼんやりとしてしまいました。
考えてみれば10年ぐらい待っていたソフトなわけで、
それだけ長い年月待ったソフトが終わってしまった、というのは寂しいことでもあるわけです。
シナリオの展開は強引かつ結構ヘビーで、最後も私から見ると救われたとはちょっと言い難い。
糸井重里さんが「心にちょっと引っかき傷を作る」と言っていましたが、的を射た表現だと思います。
強引で人を食ったシナリオというのはMOTHERの持ち味だと思うので、してやられた感も楽しみましたw
また「一つの町を救ったら次の町へ、という展開にしたくない」との言葉通り、
舞台は基本的に一つの町、というか村のみです。
しかしこの村が結構大きく変貌するので、マンネリということはありませんでした。
どのRPGでも新しい町に着く度に「あー回るの面倒だな」と思う私としては大歓迎w
戦闘は前作と同じくドラム式で、体力が200くらいあれば、
いくらダメージを受けてもそう焦らずに済みます。
(体力を超えるダメージを受けても、ドラムが0まで回る前に回復すればいい)
後半は致死攻撃をしてくる敵も多く、
どっちかというとボタンを連打して早く(体力が減り切る前に)戦闘を終わらせることに必死でした。
加えて、敵の心臓の音(眠らすと聞ける)に合わせて攻撃ボタンを押すと
16発まで続けて攻撃ができるのも面白い。
2発目以降はガクっと威力が下がりますけど、中々気持ちいい演出だと思います。
MOTHER2をやった人はニヤリとする仕掛けがあちこちにありましたが、
まさかボスが●●●●とは思いませんでした。
長い間待っていた甲斐のある、色々な意味で期待を裏切らないソフトでした。