ギガンティックドライブ開封。
当時は気付かずスルーしてしまったのですが、
サンドロットのPS2作品にしてかの「リモートコントロールダンディ」の直系です。
気付いた時にはどこにも無くて、店を覗いては探していました。
余談ながら、私は「リモートコントロールダンディ」をPSの最高傑作だと思っていて、
先日友達が集まった時に颯爽と披露したのですが、「では、クソゲーということで」と一蹴。
違うの!確かにシナリオパートは面白くないし、展開はモッタリしてるし、
インターフェースは使いにくいしロードも多くて長いんだけど、これこそロボットゲーなの!
こんなに動かしてて面白いゲームも無いの!との力説も通じず。
あれ~?おっかしーなぁ。
操作はR1で右足、L1で左足を動かす手に馴染む(笑)スタイル。
視点は操縦者の主観で、操作はリモコンによる遠隔操縦なので、
操縦者が視界のいい場所に移動しないと何やってるか見えないのもダンディと同じ。
シナリオやインターフェースのモッタリさまでダンディのまんまなのはどうかと思いますがw
各ボタンは特殊攻撃に割り振られ、パンチは左右のスティックで行う仕様に変更。
(ダンディでは各ボタンがパンチでした)
この操作の変更はどうにも馴染まないけど、まぁそのうち慣れると思われ。
このシリーズは基本的に
「ロボットの操縦は面倒で難しい物。でも上手に動かせばちゃんと動く」
というコンセプトなので、中々思い通りに動かないくらいで丁度いい。
主役側のロボットは、
ロケットパンチが付いてる型と、トレーラーに変形するパワー型と、飛行機に変形するスピード型の三種。
"強力なレーザーを搭載"した飛行機型を選択したら、
敵は「ファントムシステム」とかいう、高速飛来物を感知するとワープするシステムを標準搭載。
ビーム全く当たらず。意味無い飛び道具積むなw
ということで、スピード型も否応無しに足を止めての殴り合い。
まぁ私が一番得意な土俵ですが。
「巨大な鉄の塊が格闘する」ことの重量感も、そびえ立つロボットの巨大さも、
人間との歩幅の圧倒的な差も、しっかりと再現されています。
重量感だけでなく、大きな物が格闘すれば当然町に被害が及び、ビルが吹っ飛び橋が崩れ、
その被害額は操縦者が請求されるところもリアルと言えばリアルw
出撃には報酬が用意されていますが、街を破壊し過ぎると勝っても赤字になります。
移動時にビルを巻き込まないように注意し、なるべく大通りで遭遇出来る様に場所の調整も欠かせません。
あと、うっかり壊すと知り合いの家だったりするんで注意しましょうw
「あっ…」
「どうしたの?」
「今の、私の家…」
気まずい!
他にも、商店街のゴタゴタで、商売敵の店舗を破壊してくれとかもありますw
良いも悪いもリモコン次第。
男の子なら誰しも巨大ロボットに憧れます。
そのロボットを自分の手で操縦し、敵と戦う。
それを叶えてくれるのが、リモートコントロールダンディであり、ギガンティックドライブなのです!
と、熱く語る私はもうすぐ27歳になります。
蛇足ながら、本作のマップデータその他諸々は「THE 地球防衛軍」に流用されており、
そのお陰で防衛軍は低予算で開発出来たという話です。