スターフォックスコマンド開封。
元々一本道の3Dシューティング(スペースハリアーとかゼビウス3Dとかパンツァードラグーンみたいなの)
だったスターフォックスですが、今回は戦略パートを導入。
最大4機の戦闘機(+母艦)をどう動かすかによって、戦局が変わってきます。
霧が出て視界が悪かったり、
敵味方の増援で戦局が変わってみたり、
特に大陸弾道弾が母艦に当たると一発でゲームオーバーなので、
ただ敵基地に向けて特攻だけだと痛い目を見ます。
とはいえそれほど複雑な思考は求められず、
ゆっくりと行動を考えられるのは、
最近めっきりシミュレーションやらなくなった私には新鮮です。
忙しいシューティングパートのカンフル剤としてもいい働き。
敵、ないしミサイルと自機が接触すると、シューティングパートに移行します。
肝心のシューティングパートですが、
ロクヨン版のバトルモードに近いフリー飛行型。
さほど広くないエリア内で、ターゲットを破壊することが目的となります。
敵のパターンも多く、動きもそれぞれ特徴的で○。
自機もそれぞれ長所があり、
攻撃力が強いけどロックオン無しとか、
耐久力が高いけど加速が弱いとか色々。
それが転じて得意分野の違いになっているため、
戦略レベルの組み立てにも影響してきます。
タッチペンをメインにした操作系統は、最初違和感がありますが、
慣れれば結構自由に動くようになります。
ただ、十字だと不可能という操作ではないので、
無理にタッチにすることも無かったかなとも思います。
反応はとてもよく、ギリギリで敵弾を避けたり、
遠くの敵を狙い撃ちしたりもできます。
ただ照準=着弾点ではないため狙いが付けにくいのはちょっと違和感。
1戦闘は、大体2分ほどで終了。
こうして戦闘を繰り返し、1ステージ大体5個前後の敵部隊を破壊するとクリア。
これを5ステージ前後繰り返すとエンディングとなります。
1ゲームクリアまでは2時間くらいです。
途中の分岐でシナリオが変わるマルチエンディングなので、
ワンプレイはこのくらいで十分だと思います。
戦闘パート、戦略パート、そしてゲーム全体を通してサクっとやれて、
失敗しても「もう一度やろう」と思える軽さが心地よく、
久々に何度もクリアしています。
現在4周目。
少なくとも、エンディングが埋まるまでは飽きないと思います。
事前には結構微妙という評判を聞いていたのですが、思いのほか好印象でした。
ただ、何度もエンディングを見る構成で、
エンディングスキップ無しってのは余りにもいただけない。