EXCITE TRUCK開封。
感想を端的に述べるならば、
「うはwwwwwwwwwwwww超wバwカwゲwーwwwwwwwwwwwwww」
という感じです。
【システム】(長いし細かいので、読み飛ばしておk)
基本的には、リモコンを横持ちでハンドルに見立て、傾けることでハンドリングするレースゲームです。
ジャンプ中にリモコンを前後に傾けると車の姿勢とジャンプ軌道の制御が出来ます。
車は4WD、コースはオフロードなので、精密なコース取りでタイムを縮めるタイプではなく、
ボヨンボヨン跳ねる車を制御し、とにかくゴールを目指すというタイプです。
アクションに対してはポイント(星)が付き、レース終了後に星が規定数溜まっているとクリアとなります。
つまり、必ずしも1位である必要はありません。
(1位でゴールすると大量に星を貰えるので、上位であるに越したことは無いですが)
星は長くドリフトする、林の中を走る、敵車を破壊する、
大きくジャンプする、ジャンプ中に回転する(笑)、クラッシュする(笑)
など、大抵の行動で貰えるので、意識せず走っているだけでも結構溜まります。
どの行動も派手にやるとそれだけ沢山の星を貰えます。
特にジャンプ中の回転は記録更新がアツい。現在の最高記録は1800°(5回転)
また、スイッチアイテムを取ることでモーフ(地形変化)を起こすことが出来ます。
突然山が生えたり、目の前が陥没して泉になったり、崖崩れが起きたりします。
これに敵車を巻き込んでも点数になります。
本作はファミコンの「エキサイトバイク」の続編に当たり、ブースト機能が標準搭載されています。
好きな時に加速出来ますが、ずっと加速しているとオーバーヒートしてしまいます。
熱はブーストを止めると徐々に収まりますが、
水に入る、ジャンプするという行動で一気に冷ますことが出来ます。
上記マニュアルでの加速以外に、
ジャンプする時にブーストONで急加速、着地時に地面と平行だと急加速することが出来ます。
【実際のプレイ】
淡々とシステムを紹介しましたが、このシステム上で実際ゲームをやるとどうなるかを述べます。
コースがオフロードというか山だらけという地形なので、半分くらいの時間、車は空中にいます。
ジャンプは飛ぶ時と着地時にブーストチャンスがあり、さほど操作がシビアではないので、
殆んどの時間車は加速しっぱなしということになります。
加速中は制御が非常に難しく、リモコンを傾けるという操作法と相まって殆んど思い通りには動きません。
カーブはボーナスチャンスなのでどんどんドリフトします。
木立の中にも突っ込みます。これはボーナスチャンスなので、樹を避けて必死に走ります。
水にも落ちます。これはブーストチャンス(オーバーヒートしない)なのでひたすらブーストします。
敵車はボーナスチャンスなので見かけたらぶつけて壊します。
天然のジャンプ台が無数にあり、これもボーナスチャンスなのでどんどん飛びます。
ジャンプ中はボーナスチャンスなので出来るだけクルクル回ります。
着地時はブーストチャンスなので地面と平行に落として加速します。
樹にぶつかったり、横転したりするとクラッシュしてしまいますが、これも得点になります。
【解説】
ということで、ゲーム本編はほぼ「加速」と「得点」のみで成り立っています。
ただでさえ思い通りに動かないリモコン操作、ただでさえグリップの悪いオフロードに、
自分の意思を超えてどんどん加速していく車と、加速すればするほど高い得点というシステムが合わさり、
走っている間はとても冷静ではいられません。
更にSDカードからmp3を読み込める機能が付いているので、
自分の好きな歌とかを入れてると、更にテンションが上がります。
歌ったりするともう手が付けられません。出来るだけサビが盛り上がる曲を入れるのがコツ。
「うははは!」って笑いながらゲームしたのは初めてじゃないだろうかw
リモコンでのハンドル操作というのはままならないので敬遠されがちですが、
本作に限ってはままならないことこそが面白いので、リモコンでこそ輝くゲームだと思います。
プレイしていると脳から変な汁がどんどん出てきて、
自分の文化レベルがどんどん下がっていくのが分かる、正に「バカゲー」の名を冠するに相応しいゲームです。
【悪いところ】
そもそも海外目線で作っているゲームなので、
バーンアウトなどでも見られるように、日本人向けのインターフェースではないです。
また、恐らくフレームレートを保つためだと思うのですが、解像度が若干粗くなっています。
(4:3でやってるので、その関係もあるかも?)
中盤を越えるとコースの難易度が上がってきて、コースにブンブン振り回されてる感じがあります。