三国志大戦DS、開封。
本当はシレンが終わってからにしようと思ったのですが、
この手のゲームってのはやった時間に比例して強くなる(腕が上がる、カードが集まる)ので、
対戦を控える身としてはオチオチ寝かせてもいられません。
感想というか思いの丈を書き殴ってみたのですが、
また長くなってしまいました。こんなん全部読む人いるのか。
まぁ色々書いたけれど、「面白い」ということは間違いないです。
【DS版について】
前にも書きましたが、元はアーケードで大人気のカードアクション。
三国志の武将のカードを筐体に配置、それを手で実際に動かすことで部隊を動かし、
敵の城を攻め落とすゲームです。
私はアーケード版は残念ながら未体験です。
一度だけやってみようと思ってゲーセン行ったんですが、筐体前に行列が出来てて断念しました。
で、DS版ですが、基本的にアーケードで出来たことは(たぶん)殆んど出来ます。
が、アーケードで大掛かりな筐体を使ってやっていたことをDSのサイズに詰め込んでいるため、
画面や操作系などかなりゴチャゴチャしてしまっています。
強い言葉で言うと、『無理』が生じています。
例えばアーケードではカードの角度を変えると部隊の方向を変えられます。
DSは回転を認識しないので、十字を押しながらタッチすることで方向を変更します。
アーケードではカードは両手でも肘でも顎でも動かせますが、
DSは複数ポイントのタッチをサポートしていません。
なのでDS版では複数選択して動かす「リンク」が追加になっています。
アーケード版はカードの絵柄自体の人気もかなり高く、DS版はこれらを総て収録しています。
が、当然解像度が低いので印刷物とは鮮明さが段違いです。
カードにはその武将の能力や特性が書いてありますが、これも解像度の関係で見辛くなっています。
そもそも戦闘の画面自体、複数の部隊が入り乱れて大分情報量が多くなるのですが、
これもDSの画面ではかなり見辛いです。
パッと見てどのカードがどの武将か分かりにくいのは結構辛い。
説明書の文章や、ソフトにアーケード版のカードが同梱されていることから見ても、
このソフトをきっかけにゲーセンに来て欲しいという気持ちが見え隠れします。
と、ネガティブな書き方になってしまいましたが、
このゲーム性は従来のゲーム機では再現不可能だったことも事実。
タッチパネル+Wi-Fi通信無くしては移植は不可能です。
家庭用機が高機能化している昨今、ゲーセン>家庭用機という越えられない壁を作れたことは凄い。
特殊な筐体で作ったこの壁を突破(移植)させたDSも凄い。
総てのファクターを移植してなお上位に位置するアーケード版も凄い。
凄いというか、上手い流れだなーと思います。
手抜きせずに移植しているので、DS版も単体で面白いし、
DS版をやっていると、ゲーセンに行きたくなる。
そもそも三国志大戦が携帯ゲーム機で遊べるというだけでも、ゲーマーは喜ぶべき。
【感想】
自分の冠となる君主名は6文字まで。漢字も使えます。
中国で覇を唱えるからにはやはり漢字がいいので、『幕覇院(まくはいん)』と命名。
『院』の辺りがお気に入り。
スターターパックは魏。
一瞬やり直そうかと思いましたが、別にどこ派でもなかったのでそのままスタート。
# 強いて言うと呉がちょっと好き。孫策の頃の。
アーケード版未体験なので、まずはチュートリアルを全部読む。
後で気付くのですが結構漏れがあるので、公式HPの『手引き』も見ておいた方がいい。
最初数回はとにかくカードを前に出すだけ。
戦場で何が起こってるのかも良く分からないし、
カードを敵の城まで運んだらあとは見てるだけ。
勝手に戦って勝利。あれ?なんかつまんなくね?
と思ったら、数回やって戦場を把握出来るようになり、
敵がいくらか強くなってくると、途端にやることが増えて手が追いつかなくなりました。
相性を考えて部隊を動かして、角度を変えて、消耗したら下げて、
伏兵を使って、計略を使って、城を守って城を攻めて。
うおー超忙しい。楽しいw
後は、しばらくやってカードが増え、デッキに工夫する余地が生まれてくると、
更に数段面白くなると思います。
久々にWi-Fi対戦もしてみたい。
買った人はWi-Fiコード教えて下さい。
対戦しましょう。
プレイスタンドは思ったよりちゃんとしてた。
中々の満足度。