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満つらざるとも屈せず

テトリス・ザ・グランドマスター

テトリス(というかグランドマスター)好きみたいなことを言っている割に、そう言えばワールドルールとか知らないなぁと思い、Wikipediaテトリスの項目を見ていたら衝撃の事実が。

私はテトリスにおいて「回転し続けると接地しない」というのは邪道で、プログラムのミスあるいは手抜きだとさえ思っていたのですが、ワールドルールのガイドラインによると、「インフィニティ」という名称の、れっきとした仕様でした。搭載する/しないは製作側の判断(搭載は必須で回転制限が任意?)ですが、少なくともDSのテトリスとかでは仕様としてこの機能が実装されているということのようです。

しかし同ページによると、インフィニティに否定的な私のような人もやっぱりいるようなので、ちょっと安心。置き場所を長考出来るテトリスなんて、つまんないじゃない。

その他にも、ブロックの色まで設定されていたり、ブロックが偏らないように単純なランダムではなかったりとスタンダードを作ろうとする意欲が見える反面、今でも人気の高い「セガテトリス」とダブルスタンダードになっていることなど、単純に良し悪しでは語れない「歴史」が垣間見えて面白いです。

あと、プレステにてグランドマスターの発売予定があったことも初めて知りました。版権会社が「1プラットフォームに1社のみ」と言い出したため開発中止になったそうで。発売してたら、今でもうちで現役だっただろうに…実に残念。


テトリスではラインを消すと一瞬ゲームが止まるので、高レベルでのプレイ時にはこれが大切な思考時間になります。ですが、グランドマスター2だとレベル上昇に伴って止まる時間が短くなるんだって!最後には、ラインを消すのと消さないのと、時間が同じになるんだって!しかもワールドルールに完全「非」対応だから、インフィニティでの時間稼ぎも完全に不可能なんだって!マゾ過ぎる!