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満つらざるとも屈せず

MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd 絶賛

PSP MONSTER HUNTER PORTABLE 2ndやってみました。PSPで(たぶん)唯一ミリオン売ったソフト、その実力の程を見せてもらいました。ちなみにモンハンやるのはPS2の"G"以来なので、下記には"DOS"での修正も混ざっているかもしれません。


モンスターハンターと言えば、巨大な竜との戦闘、肉焼きサバイバル、マルチプレイなど、見た目に訴求しやすい要素が多々ありますが、やった人は分かる通り、ひたすら時間がかかるゲームとなっています。また、元々マルチプレイ前提で作られたためか、一人プレイとマルチプレイの条件の格差(難易度やドロップ、そもそも一人用では戦えない竜がほとんど)がかなり大きく、Gをやった時は「マルチ環境が無ければプレイは無理」と思ったものです。

今回プレイしたPSP版"2nd"ではバランスがかなり見直され、一人でも遊びやすい調整となっています。"G"と比較すると、全体に利便性が見直されているのが好印象です。

・一人用ミッションの大幅増加

・最初に一通りの武器を渡してくれる。使い方を練習出来る場所もある。

・ポーズ機能(今までポーズって無かったんだな…)

・各所に(小型)アイテムボックスを設置(自宅以外でもアイテム整理が出来る)

・農場の追加(ミッションに出なくても採取が可能。投資で拡張も可能。)

・場所を直接指定して移動が可能(自宅→村→農場があるとして、直接農場に行ける)

・BGロードにより読み込み時間を短縮出来る(が、バッテリー消費も増えて痛し痒し)


PCや据え置きのゲーム機と比べれば、携帯機であるPSPは映像面で遠く及びません。またマルチプレイの手軽さという意味でも、これらネットワークありきの環境に比べればチープであると言わざるを得ません。「巨大な竜の迫力」「協力する面白さ」という面で、据え置きにはどうしても敵いません。

# 基本的にPSP本体を持ち寄らないとマルチプレイは出来ない。非公式のツールを使えばネット経由でも可能。

しかし反面PSPは、プレイの手軽さという意味では他の追随を許しません。他の環境はどうしても端末の前に座ってプレイしなければならず、上に書いたように長時間のプレイが必須となる本作では時間の確保が課題となってきます。PSPならば場所を選ばず手軽に立ち上げ、1ミッションなど小さい単位をサクッと遊び、スリープで終了という流れが非常にスムーズに出来るのです。更に現在の「めちゃくちゃ売れた」という状況を追加すれば、どこかで(例えば学校で)持ち寄ったPSPがあればそこにはまずモンスターハンターが入っており、その場で即席マルチプレイが出来るのです。持っててよかったPSP

こうして見てみると、携帯機であり、映像面で最低限の要件をクリアしていて、無線LANを搭載したPSPというゲーム機に、モンスターハンターというコンテンツが非常にマッチしているんだなと思わされます。こりゃ売れるわ。