GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

僕は株に全てを賭ける!

株トレーダー瞬、終盤戦。ここまで約13時間。

仕手(意図的に株価を操作する人、集団)による相場の破綻や、グリーンシート(上場前の企業株。ハイリスク)と証券会社の強引な売りつけ、システム不安による暴落などを経て、主人公が遂に「僕は株に全てを賭ける!」と決意しました。してしまいました。


終盤では敵がどんどん強くなり、負けが込んできています。というか、通算戦績が30勝34敗と既に負け越しています。むしろこれだけ勝っているのが不思議。本筋とは別にサブストーリー的なものもいくつかあって、出来るだけ埋めていくようにしていますが、このサブストーリーの敵がまた強くて…。

本作では株は1株ずつしか買えません(決済は一括で出来る)。ですので、MAX(99株)まで買うのには大体5秒くらいかかります。しかし、CPUは一瞬で99株の購入が可能です。買ってる間にも相場は変動しますし、終盤の展開が早まる中この瞬発力の差は大きく、努力では超えられないハンデとなっています。これは完全に仕様バグ。またバーサストレードは基本的に相手に有利な条件(敵の特性を生かす条件)で行われますので、本当に神経を尖らせてチャートを眺めていないとあっという間に持っていかれます。

では全くどうしようもないかというとそうでもなく、努力と工夫、それにトレーディングアーツ(TA)を上手いこと使えればなんとかなるようなならないような。特に中盤で手に入る主人公専用のTA「開眼!」は相場そのものをひっくり返す最強の必殺技となっています。株相場というのは、すべからく過去の積み重ねで成り立っています。高騰も暴落も、値動きというのは「現在の株価をを基準に」起こるものです。TA「開眼!」の能力は「株価をあるべき値にする」というもので、つまり現在の値段と関係なく特定の株価にしてしまいます。例えば10000円の株を99株購入し、「開眼!」を使ったら50000円に!みたいなミラクルが起こります。なんという相場クラッシャー。まぁ逆に100円になっちゃうこともあるんですけど。「あるべき値」ってのがいくらだか分からないのが弱点。