現在据え置きゲーム機市場は、PS3、XBOX360、Wiiの三つ巴となっています。これらいわゆる「次世代機」の流れに押され、これまで主流だった本体たちはその役目を終えようとしています。
次世代機という言葉が最初に使われたのがいつだったのか、私は知りませんが、少なくとも私がこの言葉を認識したのは、PS1、SEGASATURN、Nintendo64、その他諸々のゲーム機が登場ししのぎを削った頃でした。PS1とNEOGEO-CDのどっちを買うかでマジ悩みしたのもいい思い出。あの時NEOGEOを選んでいれば、また違った未来もあったのかもしれません…。
かつて次世代機であったこれらのソフトは現在ではレトロゲームの一部となり、元々レアであったゲームだけに限らず、スマッシュヒットした(市場に出回った数が多い)ゲーム以外は玉石合わせてほぼ入手困難となりつつあります。
で、最近思うのは、いよいよPS2にもこの傾向が見え始めたということです。長い間トップを走り、あまりにも長く(なんと2000年から)続いた天下のため、皮肉にもPS3最大の敵となってしまったPS2。というか現在でもコンスタントに新作がリリースされ、ちょっとまだ隠居には早い風情ですが、初期のPS2ソフトは既にPS1のソフトと変わらないレアっぷりが見え隠れしています。
出会いというのは一期一会。特に古い物ともなれば、次にいつ出会えるか、いや、また出会えるのかすら定かではありません。ですから私は、今日も出会いを求めてネットやゲームショップを徘徊し、運良く巡り合えた暁には、その出会いに感謝しながらお金を払うのです。