GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

TF6考察

サンダーフォース6、REPORT読んで分かったこととか、想像(妄想)とか色々。ネタバレあり。

主人公のセネスは前作TF5と同じ人。ただ強化クローニングに際して個人としての思考が削られていて、自分が何故強化改造に志願したかも覚えてない。前作でGuardianとの接触したこともたぶん忘れてる。ただ「封印を解いたものはまた封印しなければならない」と思ってて、これはGuardianの言葉と同じ。また僚機との別れ際に「あなたの前に祝福を」とか言っていて、Vasteel-Technology(PHOENIX)と融合した結果、Vasteelそのものと近しい存在になってるのではと妄想。つまり、Guardianと同じような存在に。

オーンを取り込んだ「ファウスト」という存在については、人類におけるGuardianのような物という設定が与えられてる。Vasteel-Technologyは元々オーンが作った物で、人類のようにそれを治める頭脳としてファウストを建造、で、やっぱり暴走。Guardianは人類の統制に失敗した(TF5)けども、ファウストはオーンの統制に成功した。EASYのエンディングでオッサン(ファウスト)が言ってるのはこのこと。上のセネスの話と絡めると、TF6は全てを統治せんとするファウストと、Vasteel-Technologyの破壊、封印を願うGuardianの戦いということになる。

ついでに、5でVAMBRACEは人類の技術とVasteel-Technologyが融合した姿として描かれていて、今作ではこれをベースにしたPHOENIXに搭乗。PHOENIXは終盤で更にファウストのパーツと融合してSYRINXになってる。だからSYRINXは人類の武器もオーンの技術(BLADEとかのこと?)も使えるという設定。そういやPHOENIXはOPムービーでBRIGANDINEらしきパーツをつけて発進、大気圏を突破してる。前作を彷彿とさせる演出だけど、ムービーで片付けちゃったのは勿体無い。

TF4の主人公、ロイとキャロルについてもちょっと言及があった。HARD以上でSYRINXでクリアすると、ロイの通信を聞くことが出来る。TF4の作戦終了後、機体は大破。脱出装置により二人は漂流(本体は地球に落下)。そこで「新たな友人と出会った」と言っている。人類とは会ってないと思うので、どこか別の文明と接触した?

あと、PHOENIXのエンディングで喋ってるのは誰なんだろう。西夏文字なのでVastianの誰かで、翼を「ずっと待っていた」「ともに地球を救おう」と言ってる。普通に考えるとVastianのRYNEXパイロットだけど、昨日今日初めて接触した地球の機体に「ずっと待っていた」なんて言わないだろうし。

TF6はゲームとしての出来は別にして、考察するのが非常に面白い設定になってますね。