THE 爆弾処理班、開封。土日だけでコンプリート。プレイ時間は約9時間。
THE 鑑識官シリーズのトムキャットシステムが作ったアドベンチャーで、直接の続編ではないですが世界観も共通。システム的にもかなりの部分が流用されています。タイトル通り爆弾処理がメインとなるため、鑑識官から推理を薄めてミニゲームを増やしたような構成です。
失敗しやすい爆弾処理という題材のためか、評価制度が無くなりリトライが完備。鑑識官では一個失敗するとリセットするのがストレスでしたが、これが無くなったことは好感触です。変な選択肢も積極的に選べますw
また拠点に戻っての鑑識が基本だった鑑識官と異なり拠点が無いため、お話の場所をダイナミックに動かせるのもよい。その場限りの登場人物も多く、某刑事のゲスト出演はちょっと嬉しかった。
とんがってどこかが凄く面白い!というわけでは無いのですが、鑑識官から積み重ねたアドベンチャーのノウハウが遺憾無く発揮され、綺麗にまとまった作品という印象でした。