GCCX2、課長は名探偵クリア。犯人はセガ。
シナリオが思いの他素晴らしかったので、感想など。思い切りネタバレなので、未プレイの人は注意。
ゲーコン(ファミコン)が大流行している中、色々あって「あのライバルハード」を崇拝する犯人。
「俺はゲームを愛している」「ゲーコンのゲームはクソ。真のゲームはライバルハードにしか無い」「世間はゲーコンの戦略に騙されている」とのポリシーから、ゲーコンが無くなればライバルハードが普及すると考え、ゲーコンで今度発売される超大作ゲームのロムに、起動するとゲーコンがぶっ壊れるというバグを仕込む。
色々あって主人公(課長)に追い詰められる犯人。ここでの課長の説得が素晴らしかった。欲しいのは優れたハードではなく面白いソフトだろう。他のハードを潰して、ユーザーは得をするか?ゲームの面白さがハードで決まるのか?
「ホンマにゲームをあいしとるんやったら ハードなんかかんけいないやろ!」
ファミコンとMARKIII、スーファミとメガドラが両立していた頃から、いわゆる「次世代機戦争」と呼ばれたプレステとサターン、プレステ2とドリームキャスト、そして現在の三つ巴。時代を経るに従って、ネットの普及という側面もあり、信者の他者叩きは酷くなっている気がしています。
現在はゲハ板的な煽り、叩きをあちこちで見かけるようになりました。企業規模でやってるところまであるし。私も自分では意識していませんが、他人から見たらそういう言動があることと思っています。でも「ゲームが好き」というのは偽らざる気持ち。課長の言葉を忘れず、ゲームファンの視点で物事を見られる様に意識していきたいです。