GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

GCCX2クリア

GCCX2、全ゲームクリア。

アクション、シューティングは初見でも概ね楽勝。GUNDUELはメインに制圧力最強のミソ、サブが撃ち漏らし防止のホーミングで大体安定。ただトリオトスには大苦戦し、唯一銀はがししてしまいました。屈辱!あと銀はがしはしませんでしたが、スーパーデモリタの最終面も3時間くらいかかりました。

ガディアクエストサーガは約8時間でクリア。今回は宝箱から極端に強い敵が出たりすることが多く、難易度は厳し目な感じでした。最後の展開は意表を突かれたとも言えますし、ファミコンの終盤辺りだとこういう外し方は結構あったような気もしました。

あとエンディングのアリーノーにも勝ちました。


エンディングでは恒例の「こんなゲームにマジになっちゃって…」の後に、今までのゲームが演出。ゲームがエンターテイメントから次第に「」になっていく。やべーこれだけで泣ける。


時代の再現という前作のコンセプトはそのままですが、細かいところが色々とパワーアップ。ありの少年と2人プレイが出来たり、友達に電話してヒントを聞けたり、しんどい時はギブアップ出来たり。攻略雑誌の裏技コマンドに銀はがしが付いたのですが、そういうのを剥がせない性格の私ですので、上記トリオトス以外は一切剥がさず。あと部屋がリフォームされたのは笑った。それっぽいそれっぽい。それから「やり込み」モードが本編に統合されたのも、人によっては大きな変更点かな。

前作ではファミコン1つだけだったハードが複数になり、ハードの移り変わりという部分にもスポットが当たりました。大容量、セーブ付きのディスクシステムの大々的な発表と急速な衰退。マイナーなハード。携帯ゲーム機の出現。2バージョンで通信機能を備えたソフト。スーファミの美しい画面の驚き。終盤に出てくる「16bit時代の終焉」のテロップは、これら数々のハードも今後「過去」になってしまうことを示しています。

GCCX2は、大げさに言うなら「ゲームを中心としてその時代を凝縮したソフト」と言えるのではないでしょうか。

ただCX2ではハードに寄った分、前作のハグルマン1→2→3で感じたようなソフト面でのブラッシュアップみたいのは薄め。そういう意味では、前作と似たような見た目だけど、再現しようとした物は大分違うのかも。