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満つらざるとも屈せず

バリウム体験記

定期健康診断に行ってきました。今年は数えで30歳になるため、オプションの受診が可能になりました。ちょっとした追加受診かと思いきや、会社から電話かかってきて「胃カメラバリウムか選べますけど」。初めてなんで、バリウムで…。

ということで初バリウム行って来ました。バリウムに関しては聞く人毎に感想にバラつきがあり、たぶん医院による差や個人差もあると思うので、まぁ私個人の感想ということで。


待ち時間に「バリウム健診の受け方」みたいな紙を渡される。どんな物を飲むのか。どんな事をするのか。その理由は何故か。守らないとどうなるか。などなど、一枚ペラでしたが結構細かく書いてあって、中々勉強になりました。

まず最初に飲むのは「発泡剤」。ラムネの粉菓子みたいな物で、味もそんな感じ。胃を大きくしないと中の状況がちゃんと見えないようで、水に溶けるとシュワーっと膨らんで、普段は萎んでいる胃を大きくします。胃にガスが溜まる状態になりますので強烈にゲップが出そうになりますが、出すと胃が縮んでしまうので当然NG。良く聞く「ゲップをしちゃ駄目」はこれが理由。今回とにかく一番きつかったのがこのゲップの我慢で、腹はパンパンになるし、ずっと出そうなのを無理矢理抑え込んでおくのが本当に辛かった。逆に言うと、それ以外は思った程大した事なかったです。

続いて噂のバリウムの登場。石膏なので不味いとか飲みにくいとか色々聞きますが、今回の物は味もよく飲みやすく、むしろ旨かったと言っていい。上の発泡剤の件があり、押さえ込むという意味ではむしろ救いでした。「ぐーっと行って下さい」と言われたので一気に飲んで次へ。

台の上に乗って取っ手を掴み、医者に言われるままにポーズを決めます。逆さになった時は落ちそうになりました。あれ落ちる人いるんじゃないかな…。ポーズ毎に腹の中でバリウムが動くのが分かりますが、特に辛い感じは無く。

一通り撮影が終わると健診は終了。後は腹の中の石膏を出さないといけないので、とにかく水を沢山飲むこと、暫くは白いウンコが出ること、数日して出なかったら医者に行くようにと言われ、下剤を貰って解放。

直後は食欲が出ないとも言われたことがありますが、前日夜から水も飲んで無いので普通に空腹で、普通に食事をして帰宅。

バリウムは硬化すると出にくくなるので下剤飲んだ方が確実らしいのですが、まぁ初めてなので辛さを体験しておくのもいいだろうと、下剤は飲まず。ちょっと硬めでしたが、その日の夜には普通に出ましたね。バリウムは白かったですが、体内を通りますので黄土色くらいを想像していましたが、出てきた物は綺麗な真っ白でワロタ。人体から自然には出て来ない色ですね。

その後1日くらいで徐々に色が濃くなって元通りに。


総括としては、ゲップの我慢がほんとにきつかった。それ以外は大した事なかったです。