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満つらざるとも屈せず

MILESTONE

マイルストーン シューティングコレクション開封。

カラスを筆頭にラジルギカオスフィールドと同社のシューティングをパッケージ。最初はカラスしか遊べないけど、やってるうちに(いつの間にか)ラジルギカオスフィールドも解放されていました。


カラス

トゥーンレンダリングが目を引きますが、どっちかというとチープに見えて敬遠してた作品です。ソードによる弾消し、シールドの常時展開、そしてなんと言っても経験値によってレベルアップする自機が特徴です。レベルはショット、ソード、シールドに別個に存在し、それぞれ最大100まで成長。経験値はその装備を使うことで蓄積され、DFS(ボム)中に使うことでより効率よく成長させることが出来ます。

あと作品中に挟まる示唆的なメッセージも特徴。シューティングというジャンルには元々ポエムが多いのですが、その中でも特にポエってる作品と言えます。真面目に読んでいくと同社の他作品との繋がりが見えたりするらしいのですが、よくわからん。

最初は普通のシューティングとしてショット、ソード強化を中心に遊んでいたら、後半でジリ貧に。攻撃中はシールドが無くなるため、弾幕密度が上がる後半ではショットを撃つ事すら難しくなってしまいます。

で、攻略を読んでシールドを中心に成長させたら難易度が一変。シールドはレベル50を超えると敵弾に対して多量の打ち返しを撃つようになり、この打ち返しが弾消しはするわ威力は高いわと八面六臂の大活躍。DFSを上手く使うとステージ1でレベル50くらいまで行けるので、最初に成長させてしまうと残り道中はほぼ打ち返しだけでOK。なんというヌルシュー…。ボスは殆ど逃げられたけどな。

もちろんこれはクリアだけを目指した場合で、稼ごうと思ったら修羅の難易度になりますが、遊び方次第でこうも感触が変わるシューティングは初めてです。なんというか、初見のパっとしない印象からかなり挽回しました。「意外と面白い」という感じ。


カオスフィールド

ショットとソードを駆使して進む縦シュー。マイルストーンはソードに拘りがあるようで、作品には必ずソードが出てきます。各ステージはボスのみの構成になっていて、時間制限付き。いわゆる「ボスラッシュ」の形となっています。難易度はかなり高め。

本作で最も特徴的なのは、フィールド切り替えシステム。敵の攻撃が緩やかだけど自機の攻撃力も低い「オーダーフィールド」と、自機の攻撃力が上がる代わりに敵の攻撃が激しい「カオスフィールド」を任意に切り替えることが出来ます。上記の通りタイムアタックの要素が大きいため、可能ならカオスフィールドで戦った方がいいのですが、難易度が高いこともあり腕と要相談。またフィールド切り替え時に無敵時間があるため、ボムの無い本作では唯一の緊急回避手段としても使えますが、フィールド切り替えは連打出来ない(切り替え後は一定時間置かないと駄目)なので、迂闊に切り替えると即死ということにもなります。

何度も書いているように難易度はかなり高く、私の腕ではオーダーフィールドで時間切れを待つのが精一杯で、それでさえステージ3で一杯一杯。クレジットが段々増えてるとは言え、エンディングを見れる日は来るのかなぁ。


マイルストーンのシューティングをやるのは初めてでしたが、両作とも「なんか違うことやってやろう」みたいな意欲を感じました。