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満つらざるとも屈せず

クライマックスヒーローズ開封

仮面ライダー クライマックスヒーローズ開封。

現在放送中の仮面ライダーディケイドを軸としたキャラゲーです。バンダイキャラゲーと言えばクソゲーというのが昔は定説でしたが、最近はそうでもなく、2割くらいはちゃんとしたのも混ざるようになりました。中でも前作「仮面ライダーカブト」のゲームはキャラゲーとしてよし、アクションとししてよし、更に全ライダー登場と神がかり的な仕上がりで、私も昔絶賛しました。まぁカブト以前のライダー格闘はまごうことなきクソゲーだったわけですが。

で、そんなライダーゲーをずっと作って来た会社がデジフロイド。なので今回もそうかと思いきや、本作はエイティングという会社が開発を担当しています。エイティングと言えばプロゴルファー猿格闘ゲームの開発経験豊富な会社みたいです。

ファミ通で低評価されて発売前から泥が付いた格好ですが、さてどうかな。


登場ライダーはディケイドを始めとした平成ライダー10人。たぶんもうちょい出てくるはず。ポリゴンモデルは正直微妙。デジフロイドの時にはよく「ポリゴンモデルだけはいい」と書いていましたが、それより数段劣ります。

格闘ゲームとしては、上下段の区別が無い、というか「しゃがみ」が無い辺りで早くも暗雲立ち込めましたが、子供向けを意識したということで前向きにスルー。その割には画面奥への回避行動、ガードクラッシュ、フォームチェンジ、豊富なキャンセル行動と妙に本格的な作りですが。それぞれのコンボは短めに設定されていて、ゲージを管理してキャンセルを挟んで繋げる感じなのかな。同社のブラッディロアの血を感じます。

まだ上手く動かせませんが、キャンセルに慣れるとかなり面白いコンボが組めそう。上手い人同士で対戦すると結構面白いと思います。各ライダーの必殺技も、オリジナルの演出を損なわずに、しかしコンボに組み込める程度に調整されていて、上手いなーと思わされます。クウガのキックとかいい感じよ。

演出関係では、お約束の「ゲームをするときは~」の警告メッセージが面白かった。士が一通り喋り終わったあとで、「まぁお前らの健康なんて俺にとっちゃどうでも・・・」と言ったところで笑いのツボを押されて悶絶wこの発想は無かった。

各ライダーのキャストは、たぶんディケイド版ではなくオリジナル版、だと思う。あんまり喋らないからよく分からんのよね。とりあえずイマジンとキバットはそのままだった。


まだ1時間くらいしかやってないので内容についてはなんとも言えませんが、全体にもっさりしてる感じは否めない。しかし一方で格闘ゲームとしては結構本格的な作りになってて、キャンセルを使いこなせばスピーディになるようにも思える。今のところは、「思ってた(覚悟してた)よりは全然面白そう」といったところ。

あとはなんだかんだ言っても、「カメンライドゥ」って言われるとテンションが上がるw