GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

人類にはまだ早い

クラブニンテンドー、2009年度プラチナ会員特典GAME & WATCH BALL

届いた。


XBLA PORTAL STILL ALIVE体験版やってみた。

以下、上手く説明出来るか自信無いですが、頑張って伝わるように書いてみます。


PORTALは元々はHalf-Life2のMOD。なので基本的にFPSなんですが、特徴的なのは銃が(たぶん)出てこないこと。主人公が出来ることは、「ポータル」と呼ばれる穴を空けることのみ。のみというか、敵が出てこないからそもそも銃は必要無いんだけど。このポータルを使って、閉鎖空間から脱出することが、主人公の目的になります。

ポータルは銃状のデバイスから射出され、着弾点の壁、床、天井など殆どの場所(ポータルを開けない壁もある)に展開することが出来ます。で、ここが肝なんですが、ポータルには赤(オレンジ)青の二色があって、「赤と青のポータルは空間的に繋がります」

どういうことかと言うと、例えば天井に青ポ、床に赤ポを設置して、赤ポに飛び込むと、天井から降ってくることになります。また例えば通路で左右の壁に赤青を設置して覗くと、覗いた先に自分の背中があり、向こうの自分が覗いてるポータルの先にまた背中があり…という合わせ鏡状態に。

仕掛けはこれが全てです。非常に単純な仕掛けですが、この仕掛けは無限の広がりを持っています。

届かない場所に移動する、という空間移動くらいは簡単に思いつくところですが、穴の底に赤、壁に青を設置して赤に飛び込むと、自由落下のベクトルを持ったまま青から飛び出すことになり大ジャンプ出来る、とか、縦横が混ざり始めるとわけがわからんことに。


体験版ではチュートリアルしか遊べず、せいぜい30分くらいの物ですが、これ、遊んでると脳に過負荷がかかってるのが分かります。なんというか、脳の本来使ってはいけない領域を使ってるという感覚。

単純なアイデア一つで、これだけ斬新なゲーム性に作ったのが凄い。「これは遊び続けると脳が危ない!」と感じたゲームというのは初めてでした。