GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ラストランカー

PSP けいおん!放課後ライブ!!

購入。


ラストランカー、コンプリート。

細かな枝葉を除きシナリオは最後まで一本道でした。プレイ時間は約34時間。

シナリオは全体に淡白で、人も死ぬけど多くは語られない。嫌味な敵や、本体+腕2本のボスなんかは変形するのが常ですが、そういうのも無くラスボスまで一発死。ラスボスは人間ではないのですが、最強の人間を作り出す機構システムが作り出した最強の人間の敵ではなかった。人間強まり過ぎだろ。ラスボス前のランク戦の方が20倍くらい難しかった。

攻略情報を全く見ていないのに、エンディングを迎えた時点で取りこぼしが殆ど無いのは新鮮。最近は攻略情報見ないと発見不可能みたいな隠し要素が多いけど、個人的にはこれくらいで丁度いいと思います。まぁでもボリューム感が薄れるのも事実か。

クリア後は公式HPで公開されてるパスワードで真七騎士との対戦が可能。こっちが事実上のラストバトル。それなりに苦戦したけど、主人公のスキルが既に出揃っているのと、これまでの経験で全員倒せた。

基本的に長期戦になるほど不利になるので、如何に短い時間でダメージを与えて行くかが重要。ブレイク出来る相手はブレイクして必殺技。相手のチャージに合わせて攻撃を消す、連続技にカウンター当てて無効化する、など、被ダメージを減らす工夫も重要。負ける時は手も足も出ないけど、同じ状態でも立ち回り次第では圧勝したりするのが面白い。運の要素もあるけど、駆け引きのウェイトが大きいゲームなんだなと思いました。

ただ、ボスクラスは倒した後にQTEが入って失敗するとゲームオーバーになるのですが、真七騎士ではこれが妙に難しくなっています。やっとのことで倒した後でQTE失敗して何度もやり直しとか、勘弁して欲しかった。

一本道のシナリオと凝った戦闘システムという、典型的なJRPGでした。「JRPG」って悪い意味で使われることが多いけど、個人的にはこういうゲーム好きだなぁ。


G.Gシリーズ短評

■BLACK X BLOCK★★★

ソロモンの鍵のような、あるいはぐっすんおよよのようなパズルゲーム。シンプルな見た目、シンプルなシステムで難解な入れ替えパズルをやるようなゲーム。

全30面とパズルとしては物足りない面数だけど、最初の数面を除いてパっと見で解けるような物は無く、どれももんどりうってやっと解ける難易度なのでボリュームが少ないという感じは無い。

説明文には「純粋に思考力が試される」みたいなことが書いてあるけど、実際には時間制限があり、じっくり考えるほどの時間は無い。普通に面白いパズルなので、スコアをタイム基準ではなくて手数基準とかにして時間制限は撤廃した方がよかったと思う。

…と思ってたけど、各面を「規定時間内でクリアする」というターゲットがあって、これに挑戦したら印象が一変。クリアするだけならある程度適当にやっても大丈夫だったのが、最適解とそのスムーズな実行が要求され、ゲーム性がガラっと変わった。これは時間制であるべきだ。面白い。