GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ファイヤー!

Kinectを触る機会があり、遊んでみました。

認識精度はいいだろうと予想していましたが、操作に関して「入力したつもりでされてない」みたいなことが殆ど無く、予想より遥かに正確。メニュー操作に関しても大体直感的に出来るのですが、「ポーズ」に当たる操作に5秒くらい時間がかかるところは疑問。ポーズの暴発はストレスになるのでバッファ持たせるのは分かりますが、こんな長時間じゃなくていいのでは。

また音声入力とカメラも搭載。使い方はゲームによりますが、ジャンプした瞬間をパチっと撮られていたり、画面に自分が映ったりとアイデア次第で面白いことが出来そう。

ハードとしての出来は物凄くいい。マイクロソフトが本気出すとこういうことになるんだなと実感。ただやはり空間が必要なので、日本家屋だと条件揃えるのが大変かな。


Dance Evolutionやってみた。

事前に動画見て期待してた今回の本命タイトル。DDRでダンスに革命を起こしたコナミが進化して戻ってきた!

こういうダンス物だと、特に日本人は「踊るのが恥ずかしい」ということで判定だけこなして遊び勝ち。ですが本作では「画面に一糸乱れぬダンサーチームがいる」「その中に実写の自分が映る」ことで、自分がダンサーの一員として踊る様をプレイヤー自身が見ることになります。

そうするとどうなるかっていうと、「ダンサーの中で棒立ちの自分」ってすげーダサい。死ぬほど空気が読めてない。なのでシャイボーイの私であっても「踊らなければならない」という気持ちになる。この仕掛けは本当に上手い。一応難易度を下げるとほぼ踊らなくても大丈夫にはなるのですが、簡単にすると振り付けの間隔が広がり「間が持たない」ので、一回遊ぶとみんな難易度を上げることになるw

またこういう体感物のゲームだと、やはり判定には限界があって、ある程度機械を誤魔化せてしまうものですが、Kinectの精度と本気のコナミが合わさった結果、マジで踊らないと全然点数が伸びない。「体感だからこんなもんでいいか」みたいな妥協感が全く見られない。

ということでおじさん必死でパラパラ踊ったわけなのですが、踊ってみるとこれが非常に楽しい。恥ずかしさも勿論ありますが、そもそもダンスって綺麗に踊れると楽しいものなので、判定を追っかけてるうちにダンスっぽい動きになってるのが嬉しい。「ファイヤー!」とかも言っちゃう。

非常に面白かったと言わざるを得ない。たぶん自分で買ったら結構本気でやると思う。


あ、もちろん遊んだ後は筋肉痛になりました。