思い出話。
PS『ときめきメモリアル forever with you』
いわゆるギャルゲーの始祖としていまや伝説となった初代ときメモ。私がやったのはPS版でした。はじめは本作にさほど興味無かった物の、雑誌で偉いプッシュされてたので購入。
当時の私は中3くらいでバリバリの童貞であり、こういうゲームにハマるのに時間はかかりませんでした。全員を攻略した上で、お気に入りのキャラクターは差を付けるために2度3度クリアし、ラジオを聴きCDを買い、「彼女と夏祭りに行く」ことに物凄い憧れを抱いてマジで夢にまで見ました。
ギャルゲーというと女性の好感度操作ゲーの印象が強いですが、本作のメインは自分のパラメータ調整であり、あくまでも「ゲーム」なギャルゲーというのは今見ても他にあまりありません。そういう意味ではちゃんとゲームとして面白かったことが、その人気を下支えしていたのかも。
一度すれ違っただけなのにその後連絡しないと悪い噂を撒かれたり、「勉強なんて馬鹿らしい」と3年間一緒に遊び呆けていた朝比奈さんがちゃっかり大学に受かってて、で私は落ちたけど告白したらしっかり振られたりと、現実という物の一端も学ばせていただきました。
また上達してくると出会いそのものをコントロール出来るようになりますが、それでもヘルメットの強制エンカウントは避け難く、見た目が好みじゃないことも手伝って完全に「敵」という認識でした。
そういやセーブデータのアイコンが最後にクリアした相手になるという仕様だったため、攻略順にもかなり気を使ってた気がする。
ちなみに虹野さん派でした。