リッジ、カテゴリ1が出現。
正直「立体視の体験版」くらいの気持ちで殆ど期待していなかった本作ですが、想像以上にちゃんと出来てます。
メインとなるモード「グランプリ」では、3周×4レースを1単位としてゲームを行います。「1度始めると4レースやらなきゃいけない」ということで結構重たく感じていたのですが、途中経過も完全に保存されてることに今日気付きました。
例えば2レースやって終了したとすると、次は1、2、3レースのどこからでも再開出来ます。また2位通過とかだとトロフィーが付かないのですが、これも遡っての挑戦が可能。
今までのリッジがどういう仕様だったか正直分からんのですが、本作については「携帯機であること」をちゃんと分かった作りと言えます。
ゴーストの仕組みも上手い。
すれちがい通信でゴーストを受信、勝つとポイント貰えるので頑張って勝つ(タイムで上回る)、勝利したより早いゴーストが配信されるという好循環。
まぁゴースト配信してる人がすげー少ないので循環に入ってない感もありますが。
あとは何度も書いてるけど、立体視との相性が最高。
レース時には車のテクスチャ解像度をかなり絞ってるので、止まってる車が大写しになると大分ショボく見える。でも車は殆ど走ってるのでそんな気にならないし、その分風景は手抜いてない。
3DSを触った実感としては、3Dではオブジェクトが立体になることよりも、空間の広がりを感じられることの方が感動がある。ので、広い空間を描画してるソフトとの相性が非常にいい。
リッジのコースはリゾート地みたいなとこにあることが多く、空も海も綺麗で広大。この風景だけを閲覧するモードが欲しいくらいです。
なので「車の解像度絞って風景を見せる」というのは、きっとパワー不足からの取捨選択なんですが、捨てるところは間違ってないと思います。