シュタゲ、コンプリート。
プレイ時間は約54時間。結構かかったな。
終わってみると、オープニングの歌詞が素晴らしい。立ち上げる度に一回オープニング見てからゲームやってました。ゲーム用に作ったから示唆的なのは当然ですが、読み物としても面白い詩だと思います。CD欲しい。
本作はクリアまでのルートで回収物の99%は集まるように出来ています。私の場合、クリア時点での残りCGが一枚、残りTIPSが一つだけ。
で回収したのですが、見落としやすい場所にこのCGを配置するか~っていう。後味がー!
まぁ最後のTIPSはおっぱいうpだったので大丈夫だ問題ない。
シナリオとしては、史実(?)にあるジョン・タイターを軸に、独自の世界解釈とバタフライ効果を絡めた感じ。
でも科学考証の積み重ねで進んで行くのに、一番最後はなんか気合いでした。
何故世界線の狭間なんて物が存在するのか、それは世界線の中とどう違うのか、何故あれで世界が収束しなかったのか、オカリンのリーディングシュタイナーが強く発現した理由は?など看過出来ない疑問が最後になって出てくるので、読後もちょっとモヤモヤしたままでした。
歌の流し所も疑問。あそこで流すならもう一個後の方が盛り上がったのでは…。
あと、一番最後の「だよ」がどーーーしても違和感がある。最後の最後の最後の一言だから、確信的にこの台詞にしたんだと思いますが、何度反芻してもやっぱりしっくり来ない。「だ」じゃ駄目だったかなぁ~。
最後まで遊んでみて、考証がしっかりしてて、色々想像するのが面白いゲームだと思います。キャラクターも独特かつ魅力的。
でもゲームとしてどうも今一つ垢抜けないというか、一番心が動いたのがクリスのエンディングちょい前くらいで、トゥルーエンドじゃなかったりとか、ここぞ!っていうポイントを押さえ切れてない感じ。
面白かったけど、絶賛する程じゃなかったなぁ。