GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

セニョール!

ときメモ4、文通子、男装子エンド。きらめきの生徒は化け物か!

今回は「自分から告白」スキルがオープンしているので、裏テーマとして「振られる」ことを設定。全女性を出現させつつ以降一切連絡せず、卒業式の日に急に告白。

「無理だから」「なめないでよね!」「やかましい!」「失望したわ」「携帯から番号消しておいてね」「何を言ってるのかよくわからない」

皆様の忌憚の無いご意見が胸に突き刺さる!もうやめて!主人公のライフはゼロよ!


と実に酷い振られ方ですが、どの子にも共通するのはただ罵倒するだけじゃなくて「あなた、今まで私に好意を示してないでしょ?急に何言ってんの?」という至極もっともなご意見。

実は告白して振られるのにも「いいお友達でいましょう」というのと「ふざけんな」の2種類があって、今回は当然みんな後者。


振られ方のパターンも含め、今回改めて感心したのが本作の作り込みの細やかさと設定の巧さ。

既にクリア済みの都子(ヤンデレ)も声かけの対象にすべく途中まで進めて放置したら、他の子とデートする度に人形に襲われるようになったり、女装イベントがあったり。

都子狙いでやってる時は声をかけ続けるので気付きませんが、こういう普通選ばない部分にもちゃんと演出を作ってるのが本当に凄い。

「主人公が入学する年から制服がリニューアルされた」という設定も上手くて、先輩はかつてのときメモの制服を着ているけど、同級生は新しい制服で2度おいしい既存のファンも新規層も安心。「新制服着てみた」というイベントも勿論ある。

多様な層、多様なプレイスタイルを受け入れる懐の広いよく練られた作品だと思わされました。流石ときメモ