GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

あと1ターン

Civilization Revolutionやってみた。

Civilizationは文明の発展をテーマにしたターン制シミュレーションゲーム。この手の他国と戦争するゲームは沢山ありますが、本作では勝利条件が複数あり、必ずしも戦争しなくてもいいのが特徴。で本作RevolutionはDSで出た同名ゲームの移植作です。購入したのが海外版なので当然全部英語なのですが、まぁチュートリアルもあるし、頑張って読めば大丈夫だろ、そう思っていた時期が私にもありました…。

折角の英語版なので日本語の情報を一切仕入れずにやってるのですが、まず、チュートリアルでは操作など基本的なところしか教えてくれない。細かなパラメータの意味や、発展に伴っての諸要素は一言説明があるか無いか程度。加えて私が歴史関係の知識に暗いこともあり、理解は遅々として進まず。

まぁそれでも遊んでいるうちにおぼろげに概要は見えてきました。世界を開拓して都市を作ってそこから取れるリソースを管理し、人口を増やしつつモラルを調節し、文化や兵器の開発をしながら他国と戦争する、とにかくやることやれることが多いゲーム。で凄いのは、これだけの要素があってそれぞれが有機的に絡まってるのに、プレイ自体はかなりシンプルということ。細かく大量の目標が提示されるので「あの技術開発までやろう」「ここの人口が増えるまでやろう」とか言ってるうちに「あと1ターン…あと1ターン…」となって時間が吹き飛んでる。

惜しむらくは、シナリオをクリアしてもマークとかが付かず、ゲーム全体としての進捗が存在しないこと。立ち位置があくまでボードゲームなので、その1ゲームの展開を楽しむゲームなんだろうな。あとスライド操作でユニット移動が出来るんですがこれがキャンセル出来ず、たまにタッチが暴走するとわけわからんことになる。


とりあえず一番下の難易度(酋長?)で一周。

序盤は弓兵無双で、我が文明(ロシア)自慢の戦士小隊が見る見る蹴散らされる。正直止めたくなったんだけど、我慢して中世になり投石器が発明されたらバランスが一変。真ん中に大きな大陸があり、道で繋がった多数の都市を所有する我が文明は、全都市を上げて投石器を生産し逐次前線に投入。投石器は圧倒的な攻撃力の替わりに攻められると弱いという弱点があるのですが、コンベア式に次の投石器がやってくるので問題なし。見る見る他の文明を蹴散らして一気に制圧勝利しました。つーかこれは逆に「やられたらどうするか」を考えて置かないと後で困りそう。

あとこれはRevolutionの特徴らしいんですが、CPUがやたら好戦的。負けて都市を取られたのに「お前らの技術くれるなら、今回のことは見逃してやるよ」とか言うし、断ると「死へのカウントダウンをするがいい(意訳)」とかぬかす。ガンジーすらこの有様なので、少なくともRevolutionでは戦争を全くしないのは難しいのかもしれない。