GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

シアトリズムFFコンプリート

シアトリズム、全実績解除。これでコンプリート。

プレイ時間は100時間…なんですが、最後の実績が「100時間プレイする」で、そこに向けて放置して時間増やしたので、実際遊んでたのは77時間半程度。


あらゆる意味で、掛け値なしに「面白かった!」と言える傑作であるところの本作ですが、最後まで遊んで感じた不満をいくつか。

まず与えたダメージの具体的な数字が表示されないこと。このため、通常攻撃がどれくらい強いのか、攻撃より頻度の劣る魔法を使うべきなのか、倍のコストがかかる上位魔法はそれだけのメリットがあるのか、【大】と【中】はどれだけ違うのか、必殺技は、など、判断の基準がプレイヤーに見えなくなってしまっているのが非常に勿体無い。ダメージが表示されればこの辺を測って構成を考える楽しみがあったのに、折角のパーティやアビリティの要素がぼやけてしまっています。

それと上述したように「プレイ時間」を実績にしていること。プレイ時間て積極的に遊んでるうちはその時間のことなんですが、目標にしてしまった途端にゲームとは関係ないただの「稼動時間」になってしまいます。これだけ出来が良くて、これだけ楽しませて貰ったシアトリズムの最後の思い出が「23時間の放置」というのは勿体無いし、なにより単純に悲しい。


それ以外は大絶賛。

以前の再掲ですが、「音ゲーとしてまずちゃんと出来ていて、FF諸要素の落とし込みが上手く、収集要素も多い。クリアまではかなり楽が出来て、ハイスコアアタックはガチ。「俺の考える理想の音ゲー」の姿を体現していて、これに高い点つけない理由が無い。」です。最後がちょっと残念でしたが、プレイしている間、本当に楽しませてもらいました。

神竜、オメガ、オズマ、カオスは隠しボスとなっていて、ほぼランダムでの出現となるため、そこそこの回数プレイする必要があります。私の場合はオズマに中々会えず、めんどくせー仕様だなと思いましたが、これすらも「FFで希少敵と出会うためのエンカウントマラソンの再現」だと思ったら楽しくなりました。スティングレイを探してマラソンとか、やったやった。